中國の女優(yōu)スン?リー（孫儷）が、「二度と共演したくない女優(yōu)」を語ったインタビューを臺灣メディアが報じ、予想外の回答が話題になっている。

近年、中國の宮廷ドラマは中華圏以外でも大人気だが、その潮流を作ったきっかけとなったのが、清朝の後宮を舞臺にした2012年のヒット作「宮廷の諍（いさか）い女」。人気女優(yōu)のスン?リーが主演し、彼女の代表作の一つとなった。その後も「ミーユエ 王朝を照らす月」「月に咲く花の如く」と時代劇のヒット作を連発しているが、スン?リー本人にとっては忘れがたい作品であり、「自分の気持ちの問題で、あれを超える作品に出會うのは困難」とも語っている。

そのスン?リーが過去のインタビューで、「二度と共演したくない女優(yōu)」を語った內(nèi)容が話題に。スン?リーに指名されたのは、「宮廷の諍い女」で一緒に後宮へ入り、苦楽を共にした沈眉莊を演じた女優(yōu)ランシー（斕曦）。ネガティブな意味ではなく、実の姉妹のように密な関係を演じたが故に、クランクアップ後も長らく気持ちを引きずっていたことが理由だという?！冈伽庸惭荬筏皮膺^去が頭に浮かび、新しい役には沒頭できない」と語っている。

なお、ランシーとは2015年のドラマ「ミーユエ 王朝を照らす月」でも共演しているが、2人の共演シーンでは恐れていたとおり、過去の記憶が邪魔をして役柄に入り込むのが難しかったことを語っている。その経験からなおさら、今後の共演は難しいと確信したようであり、2人の才能ある女優(yōu)の作品への沒頭ぶりを物語るエピソードとなっている。（Mathilda）