<韓國船沈沒>造船大國の韓國はなぜ日本の危険な中古船を使っていたのか?―中國メディア

Record China    2014年4月20日(日) 3時40分

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19日、観察者網(wǎng)は香港在住のエンジニア、徳斯蒙氏による韓國船沈沒事故の分析記事を掲載した。造船大國の韓國が安全性に難を抱えた船をお粗末に運用していたと指摘している。

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2014年4月19日、中國メディア?観察者網(wǎng)は香港在住のエンジニア、徳斯蒙氏による韓國旅客船沈沒事故の分析記事を掲載した。以下はその概要。

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韓國といえば世界に冠たる造船大國だ。しかし今回のセウォル號沈沒事故を子細に確認してみると、ハード的な成長の陰でおざなりにされてきた、運用などソフト面の穴が透けて見える。あるいは今回の事故は必然的だったと言えるかもしれない。

セウォル號は1994年に日本で建造され、フェリーとして使われていたものを、韓國の海運會社が2012年に購入。改造した上で運用していた。この日本製フェリーだが、もともと國內(nèi)航路用で安全性は決して高いものではない。

事故後、浸水のために発電機が停止。停電で船內(nèi)は真っ暗闇になったというが、これもおかしな話だ。國際的な規(guī)定では甲板最上部に非常用電源を設(shè)置することが義務(wù)づけられているし、通路には非常燈を設(shè)置しなければならない。

日本側(cè)もそのことをよく承知しており、船齢が20年を迎える前に第三國に売卻したというわけだ。中國にも以前は日本からこうした中古船が輸入されていたが、安全面の懸念から現(xiàn)在は規(guī)制がかかっている。世界に船を輸出する造船大國の韓國だが、なぜか自國で運用していたのは古い海外製の中古船だった。

また、救命ボートの運用にも問題があった。空気式のため、水深十數(shù)メートルにまで沈沒しなければ自動的には展開しない。本來ならば船員が手動で展開して乗客を順番に乗せなければならないが、現(xiàn)場寫真を見ると船員は一切そうした操作をしていない。

國の強さは物質(zhì)的な基盤だけでは測れないのではないか。物質(zhì)的な力を?qū)g際に人々を守る力として転嫁させる制度が必要なのだ。今回の悲慘な事故はそうした教訓(xùn)を與えるものとなった。(翻訳?編集/KT)

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