2014年4月19日、中國(guó)のニュースサイト?百度新聞は、「海難事故における『婦女子優(yōu)先』は絵空事」と題した記事を掲載。過(guò)去の海難事故で、船長(zhǎng)や船員の生存率が圧倒的に高いことを指摘した。以下はその概要。

【その他の寫(xiě)真】

16日、韓國(guó)の大型客船「セウォル號(hào)」が珍島（チンド）沖で沈沒(méi)した。同船の船長(zhǎng)は乗客の避難を確認(rèn)せず、真っ先に救助船に乗り込んで難を逃れたことから、非難の集中砲火を浴びている。

災(zāi)害や事故の救助では「婦女子優(yōu)先」の規(guī)範(fàn)があり、女性や子供が優(yōu)先的に救助され、船長(zhǎng)や船員は乗客全員の避難を見(jiàn)屆けてから船を離れるものだと一般に思われている。だが、こうした「騎士道精神」はとうの昔に消え去っていた。

1912年4月に起きた豪華客船タイタニック號(hào)の沈沒(méi)では、1513人が死亡、710人が救助された。そのうち女性の生存率は70％以上、子供の生存率は50％以上だったが、男性の生存率は20％ほどでしかなかった。だが、タイタニック號(hào)は特別なケースだったようだ。

過(guò)去3世紀(jì)に発生した18件の重大海難事故に関する調(diào)査結(jié)果では、船長(zhǎng)や船員の生存率が最も高く、次いで高いのは男性乗客だった。また、大多數(shù)の人間が「他人の救助よりも自分の安全」を選択することが明らかになっている。（翻訳?編集/本郷）