2か月の乳児も2週間泊り込み！日本の比でない病院の順番待ち―北京市

北京市內(nèi)の小児科専門病院、児童醫(yī)院は順番待ちの親子で溢れかえっている。2007年6月6日、カメラマンが撮影した。病院內(nèi)の通路から地下駐車場まで、夜になると建物の中も外もござを敷き詰めて寢る親子で足の踏み場もない。頭上には干された洗濯物がびっしり。連日の猛暑で夜になってもうだる暑さだ。

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ここで寢泊りを続けているのは専門家の診察を求めて地方からはるばるやってきた貧しい親子ばかり。脳水腫の疑いのある生後2か月の赤ん坊を抱えてやってきた母親は、専門醫(yī)に診てもらうため何日も並び、ようやく取れた予約は2週間も先。しかし旅館に泊まれば一泊20元（約320円）もする。宿代も惜しい、と病院で寢泊りする。***

宿直の醫(yī)師にたずねると、もう3年近くこんな狀態(tài)が続いているという。同院の患者數(shù)は年間100萬人を超し、その大部分が地方からやってくる貧困家庭。しかし病院側(cè)としても救済のしようがないのだという。（翻訳?編集/WF）