2014年4月18日、中國(guó)青年報(bào)は、対立が続く日中関係について、今後10年は「冷たい平和」が続くとする分析記事を掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)が必要とするのはどのような日本だろうか。そして、日本が必要とするのはどのような中國(guó)なのだろうか。中國(guó)は日本に対し、尊敬と怨恨、協(xié)力と対立の両方がある。だが、戦略的レベルでは長(zhǎng)期的な思考による一貫した態(tài)度が欠けているようにみえる。中國(guó)の対日戦略には以下2つの重點(diǎn)がある。1つ目は、日本を抱き込み、米國(guó)の言いなりのみにはしないこと。2つ目は、日本の経済力を頼りに投資、技術(shù)、雇用を手にすることだ。

米國(guó)の対日影響力と日本の米國(guó)依存を前に、日本を「抱き込む」ことは遙か遠(yuǎn)い夢(mèng)だ。経済面では人民元の上昇や労働コストの上昇、政治的対立といった理由により、日本の産業(yè)界は東南アジアへの移転を進(jìn)めている。日中関係における経済の牽引力は下降しているのだ。

米中関係について、中國(guó)は「新型大國(guó)」関係を提案している。この枠組みの中では、日本は米國(guó)の駒である。ナショナリズムが臺(tái)頭しようとも、日本を敵とみなすべきではない。

日中間で戦爭(zhēng)が起こらないことが望ましいが、80年代のようなお互いに尊敬しあう関係を空想してはならない。日中関係を厳密に定義するならば、米國(guó)人の提示する「冷たい和平」が正確であるように思える。

今後10年、日中関係は一種の「冷たい和平」?fàn)顟B(tài)に置かれるだろう。中國(guó)國(guó)內(nèi)では、日本を感情的に見(jiàn)てはならない、取り立てて日本への恨みを宣伝してはならないという啓蒙が必要だろう。日中両國(guó)間には、高官、財(cái)界、文化人同士の緊密な意思疎通が必要であり、若者同士の交流も必要だ。それがあってはじめて「冷たい平和」から真の平和へと向かうことができる。（翻訳?編集/岡本悠馬）