韓國海軍が計畫中の軽空母について、朝鮮日報は主筆名のコラムで大韓帝國の初代皇帝?高宗が海外から購入した軍艦になぞらえ、「高宗の虛勢を想起させるショー」と酷評した。「ショー」とまでした理由は「この軽空母をめぐる韓國軍の作戦上の所要が何なのか分からないから」だ。

コラムは高宗が1903年に3400トン級の軍艦を海外から購入したと紹介した。その軍艦は80ミリ砲4門で武裝していた?，F(xiàn)在の韓國海軍の次期護衛(wèi)艦が2800トン級で全長122メートルに達するので、3400トン級といえばかなりの規(guī)模の軍艦となる。

當時の朝鮮は世界の最貧國の一つ。既に崩壊した狀態(tài)で海軍はもちろん、陸軍すら有名無実だった。そんなありさまでなぜ、どういう資金で運用するつもりで3400トン級の軍艦を購入したかの答えは、當時の國防長官の上疏（じょうそ、事情を書いた書狀を上に奉ること）にある。

國防長官は高宗に「大韓帝國は3面が海なのに1隻の軍艦もなく、隣國に対し恥ずかしい」と訴えた。軍の作戦上の必要に対する言及はなく、「恥ずかしいから」軍艦を買おう、と言った。同年4月にこの軍艦が済物浦港に入った?！笓P武」號だ。ところが揚武號は一度たりとも軍の作戦に投入されたことがない。最初にしておそらく唯一だったであろう任務(wù)は、高宗の即位40年を祝う禮砲の発射だったという。

艦載機十數(shù)機を搭載する軽空母について、コラムは「韓國國民の稅金6兆ウォン（現(xiàn)在のレートで約5700億円）臺が投じられる事業(yè)だ。実際には10兆ウォン（約9500億円）を超えるだろう」と指摘?！缚漳袱匣镜膜藥冥ずＳ颏沃瓶諛丐蛭栅毪郡幛螒榱Δ?。米國、英國、舊日本、ロシア、フランス、イタリアなど海が広く、海外領(lǐng)土を持っていた國々に必要だった」と続けた。

さらに「韓國は守るべき海が広くない」と説明?！戈懮匣丐榘k進する戦闘機が東海（日本海）、西海（黃海）、南海（東シナ海の一部を含む韓國の南側(cè)の海域）のEEZ（排他的経済水域）のどこであろうと速やかに到達する?？罩薪o油機の配備で獨島（日本名?竹島）、離於島も十分な作戦範囲內(nèi)に入った。韓國そのものが空母なのだ」とした。

その上でコラムは「軽空母配備の発表は日本がヘリコプター搭載護衛(wèi)艦をF-35B搭載軽空母に改造すると公表した後に出てきた。非専門的かつ幼稚な競爭心理だと思う。高宗時代になぞらえるなら、『日本に比べて格好がつかない』というものではないか」と論評?！袱饯欷扦庥杷?兆ウォンを取ることになった海軍は喜び、反対すべき空軍は文在寅大統(tǒng)領(lǐng)の顔色をうかがっている。ショー統(tǒng)領(lǐng)、ショー政権とはいうが、6兆～10兆ウォンを投じて、必要もなく軽空母ショーをやるとは思わなかった」と皮肉った。（編集/日向）