中國(guó)出身の大女優(yōu)コン?リー（鞏俐）が、1月18日に発表された第27回香港電影評(píng)論學(xué)會(huì)大奨で最優(yōu)秀女優(yōu)賞に輝いた。

審査の対象となった作品は、中國(guó)女子バレーボールの挫折と栄光を描いた映畫(huà)「奪冠」（原題）で、コン?リーは女子代表監(jiān)督のラン?ピン（郎平）を演じている。また、この作品のメガホンを取ったピーター?チャン（陳可辛）監(jiān)督も最優(yōu)秀監(jiān)督に選ばれた。

香港電影評(píng)論學(xué)會(huì)は、1995年に設(shè)立された映畫(huà)評(píng)論家を中心とする文化組織で、國(guó)際映畫(huà)批評(píng)家連盟（FIPRESCI）の一員でもある。同學(xué)會(huì)は、最優(yōu)秀女優(yōu)賞のコン?リーについて「圧倒的な存在感を放ち、主役の剛と柔の二面性をリアルに表現(xiàn)しており、その演技力は最高の域に達(dá)している」と賛辭を贈(zèng)った。

ピーター?チャン監(jiān)督に対しては「監(jiān)督としての技術(shù)が洗練されており、中國(guó)女子バレーボールの數(shù)十年にわたる奮闘を完璧に演出している。テーマを的確かつシンプルに切り取る能力は、ノミネート作品の中でも群を抜いていた」と絶賛。

昨年9月25日に劇場(chǎng)公開(kāi)され、8億3600萬(wàn)元（約134億円）の興行収入を得た「奪冠」は、今回のノミネート作品の中でも唯一のダブル受賞を果たしており、ベテラン監(jiān)督と大女優(yōu)の実力を改めて示す結(jié)果となった。

中國(guó)バレーボールの復(fù)活を描いたこの作品は、コロナ禍により暗雲(yún)立ち込めていた中國(guó)映畫(huà)界を「復(fù)活」へと導(dǎo)く希望の光となったといえる。（提供/華流?anomado）