中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は22日、冬季五輪チャンピオンに性的暴行を加えた元韓國(guó)代表コーチの被告に懲役10年6月と、7年間青少年との接觸を禁止する判決が下されたと報(bào)じた。

記事は、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースの報(bào)道を引用。冬季五輪のスピードスケート?ショートトラック女子で2つの金メダルを獲得した韓國(guó)のシム?ソクヒ選手（23）に対して性的暴行を行ったとして、水原（スウォン）地方裁判所が21日にショートトラック女子韓國(guó)代表の元コーチ、チョ?ジェボム被告（39）に懲役10年6月の有罪判決を言い渡したことを伝えた。

報(bào)道によると、チョ?ジェボム被告は2014年8月から2018年1月の平昌五輪前まで、韓國(guó)體育大學(xué)のスケート場(chǎng)や選手村など7つの場(chǎng)所で計(jì)30回にわたって同選手に性的暴行を加えた。同選手が初めて被害に遭ったのは17歳の時(shí)だったという。

同地裁は判決で、チョ被告の行為について「自らの権力を利用して、複數(shù)回にわたって被害者に性的暴行を加えたと同時(shí)に、自らの行為を認(rèn)めず、被害者に許しを求める姿勢(shì)もない」と指摘?！父叨趣守?zé)めを負(fù)うべき」とし、懲役10年6月のほか、200時(shí)間の性暴力に関する治療を受けること、7年間児童、青少年、障がい者らへの指導(dǎo)を禁止する就業(yè)制限が命じられた。

報(bào)道によると、裁判所に出廷して証言したシム選手は繰り返し涙を流し、「チョ被告がなぜ罪を認(rèn)めないのか理解できない。今も病院で治療を受けている」などと語(yǔ)ったという。シム選手の弁護(hù)士は判決について「事件の社會(huì)的影響、被害者の長(zhǎng)年の苦痛、警察の捜査と法廷での尋問(wèn)の様子を考えると、10年6月はあまりにも（加害者に）寛大だ」としている。

チョ被告は性的暴行とは別に、シム選手に身體的な暴行を行っていた件でも懲役1年6月の有罪判決を受け、服役した。（翻訳?編集/北田）