Record China 2021年1月25日(月) 7時0分
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香港紙、サウス?チャイナ?モーニング?ポストは、米國のバイデン大統(tǒng)領(lǐng)が中國の習(xí)近平主席との「思い出」に言及したと報じ、トランプ前政権とは異なるバイデン大統(tǒng)領(lǐng)の対中姿勢の出発點を示すものと論じた。
香港紙、サウス?チャイナ?モーニング?ポストは21日付で、米國のバイデン大統(tǒng)領(lǐng)が就任式に臨んだ際に、中國の習(xí)近平主席との「思い出」に言及したことに注目する記事を発表した。中國に対する否定的な発言がなかったことから、同記事は、トランプ前大統(tǒng)領(lǐng)とは異なるバイデン大統(tǒng)領(lǐng)の対中姿勢の出発點を示すものと論じた。
バイデン大統(tǒng)領(lǐng)は、ずいぶん前に習(xí)近平主席と共にチベット高原を訪れたと述べたという。その際、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)は非公式の夕食會で習(xí)主席に「アメリカを定義できますか」と質(zhì)問した。バイデン大統(tǒng)領(lǐng)は「一つの単語で定義できます。可能性です。われわれは世界の他の國とは違い、決意さえすれば可能と信じています」と回答したという。
バイデン氏が言及したのは、2011年にオバマ政権下の米副大統(tǒng)領(lǐng)として訪中し、當(dāng)時は國家副主席だった習(xí)近平氏と、四川省成都市やチベット高原との境界にある周辺のいくつかの地域を訪問した際のエピソードと考えられる。記事は、バイデン氏は就任儀式の中では、未解決の交渉事や他國や他國の指導(dǎo)者に言及しなかったと紹介した上で、他者を尊重することや他者と交流することを繰り返したことにも注目した。
記事は、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)が中國の指導(dǎo)者の思い出を語った一方で、米中間の紛爭について否定的な言葉がなかったことは、中國との緊張を高め続けたトランプ前政権の4年間の後に続く、新たな出発を示すものとの見方を示した。(翻訳?編集/如月隼人)
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