中國(guó)版ゴールデンラズベリー賞の金掃箒奨（金のほうき賞）で今年のノミネートリストが公表され、「陰陽(yáng)師」を実寫化した「晴雅集」など10作品が「最も殘念な映畫賞」の候補(bǔ)作となっている。

映畫雑誌「青年電影手冊(cè)」が毎年発表し、今年で12回目を迎える金掃箒奨は、年を重ねる毎に注目度が高まり、人気投票には數(shù)多くの映畫ファンが參加。今年は一般投票が今月5日～20日にかけて行われ、その中から映畫関係者による最終選考が行われ、24日にノミネートリストが公表された。

2020年に中國(guó)で劇場(chǎng)公開(kāi)された映畫を?qū)澫螭摔筏俊缸瞍鈿埬瞍视钞嬞p」には、「陰陽(yáng)師」を?qū)g寫化した「晴雅集」や、人気俳優(yōu)リー?シエン（李現(xiàn)）主演のファンタジー時(shí)代劇「赤狐書生」、ジャッキー?チェン（成龍）の「急先鋒」（Vanguard）を含む10作品が選ばれた。

「晴雅集」は昨年12月に公開(kāi)されたが、メガホンを執(zhí)ったグオ?ジンミン（郭敬明）監(jiān)督の盜作疑惑によって急きょ公開(kāi)中止となり世間を騒がせた。人気ネット小説を?qū)g寫化した「赤狐書生」は、「リー?シエンの無(wú)駄遣い」の聲も上がり、興行的にも苦戦した作品。新型コロナウイルスの影響で公開(kāi)時(shí)期を大きく遅らせた「急先鋒」には、「いつものジャッキー映畫で新鮮さがない」「2時(shí)間が異常に長(zhǎng)く感じられる映畫」などといった酷評(píng)が集まっている。

金掃箒奨では「最も殘念な映畫賞」のほか、「最も殘念な俳優(yōu)賞」「最も殘念な女優(yōu)賞」など6部門が用意され、それぞれのノミネートリストも一斉に公表されている。なお、授賞式は3月に開(kāi)催予定となっている。（Mathilda）