2021年1月25日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、韓國がひもを用いた伝統(tǒng)工蕓「中國結(jié)び」をユネスコ無形文化遺産に申請しようとしているとの情報(bào)が中國で流れたものの誤解であったとする一方、「それでも腹立たしい」とする記事を掲載した。

記事は、ここ數(shù)日、中國のネット上で「韓國人が中國結(jié)びをユネスコ無形文化遺産に申請しようとしている」との情報(bào)が流れ、大きな議論を呼んだと紹介。しかし、今回の情報(bào)は中國のセルフメディアの「勇み足」であり、1968年より韓國の無形重要文化遺産として保護(hù)されている韓國の工蕓品「縄結(jié)び」を韓國の大學(xué)生組織が紹介しているだけだったと伝えた。

そして、この「縄結(jié)び」について韓國の文化遺産庁サイトでは「編み方や染色方法は三國時(shí)代に中國から韓國に伝わったもの」と紹介されており、中國が起源であると説明されていることを紹介した。

一方で、「今回は誤解だったが、だからといって安心してはいけない。文化の流用には警戒し続けなければならない」と主張?！疙n國が中國文化に関係する項(xiàng)目を世界遺産申請する場合、文化の伝播において必然的に発生する形式上の変化、自民族による改良といったプロセスを利用して、中國文化の起源を自民族の創(chuàng)造物と説明することが常套手段になっている」とした。

その上で、今回の「縄結(jié)び」についても、韓國の大學(xué)生団體が文化遺産庁の説明にあった「中國起源」の部分を省略し、単に「三國時(shí)代、高麗時(shí)代、朝鮮時(shí)代に発展した」とだけ説明していること、「中國文化の盜用だ」とコメントした中國のネットユーザーに対して「韓國文化を誹謗している」という攻撃的な反応を見せたことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）