英國(guó)のジョンソン首相は22日、韓國(guó)の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)に親書(shū)を送り、6月に英國(guó)で開(kāi)かれる主要7カ國(guó)（G7）首脳會(huì)議に議長(zhǎng)國(guó)として韓國(guó)を正式に招待した。韓國(guó)と並んで招待されたのはオーストラリア、インド両國(guó)。韓國(guó)紙は「中國(guó)けん制のD10(民主主義10カ國(guó))が可視化」と注目している。

今年のG7サミットはイングランド南西部コーンウォール地方の保養(yǎng)地で6月11～13日に開(kāi)かれる。対面形式でのサミット開(kāi)催は2年ぶり。バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)や菅義偉首相が初參加する見(jiàn)通しだ。サミット參加國(guó)をめぐっては、昨年の議長(zhǎng)國(guó)だった米國(guó)のトランプ前大統(tǒng)領(lǐng)がG7を「時(shí)代遅れ」と批判し、ロシアや韓豪印の4カ國(guó)を加えた枠組み拡大を提案。これに対し、各國(guó)が難色を示した経緯がある

豪印両國(guó)は日米両國(guó)と共に海洋進(jìn)出を強(qiáng)める中國(guó)に対抗するQUAD(クアッド、4カ國(guó)戦略対話)を構(gòu)成している。英國(guó)政府は聲明で「共通の課題に取り組み、共通の関心を共有する民主主義國(guó)家の同志と協(xié)力していくというジョンソン首相の野心を?qū)g現(xiàn)する」と説明。D10による連攜強(qiáng)化を打ち出した。

聯(lián)合ニュースによると、韓國(guó)外交部は文大統(tǒng)領(lǐng)の出席に向け、「G7政府合同対応チーム」を設(shè)置した。対応チームは外交部、企畫(huà)財(cái)政部、科學(xué)技術(shù)情報(bào)通信部、産業(yè)通商資源部、保健福祉部、環(huán)境部、疾病管理庁で構(gòu)成され、22日の初會(huì)合では韓國(guó)が參加する三つの議題である保健協(xié)力、気候変動(dòng)への対応、民主的価値について意見(jiàn)交換したという。

文大統(tǒng)領(lǐng)が招かれたG7サミットに関して、中央日?qǐng)?bào)は「特に今回の會(huì)議はジョンソン首相が言及してきたD10協(xié)議體発足の試験臺(tái)になるものとみられる。中國(guó)をけん制する意味合いを持つ自由陣営國(guó)家協(xié)議體に対する必要性が提起される中、韓豪印を含んで10カ國(guó)首脳が一堂に會(huì)するためだ」と報(bào)道?！疙n國(guó)などにG7を開(kāi)放したというよりは、中國(guó)けん制のD10協(xié)議體を発足する下絵の意味合いが強(qiáng)いというのが外交街の評(píng)価だ」と伝えた。

同紙は「バイデン大統(tǒng)領(lǐng)が新設(shè)したホワイトハウス國(guó)家安保會(huì)議（NSC）のインド太平洋調(diào)整官に指名されたキャンベル元米國(guó)務(wù)次官補(bǔ)は米外交専門(mén)紙への寄稿文で『貿(mào)易、技術(shù)、サプライチェーン、標(biāo)準(zhǔn)問(wèn)題に対応するためにこのような（D10）連合が急務(wù)だ』と明らかにした」とも紹介。國(guó)立外交院のキム?ハングォン教授は「自由陣営國(guó)家が次第に結(jié)集する姿がみられている。D10という方向性が次第に明確になるものとみられる」と話したが、米中のはざまで揺れる韓國(guó)が「踏み絵」を迫られる場(chǎng)面もありそうだ。（編集/日向）