2021年1月28日、頭條新聞によると、福建省で4歳の孫娘の制止を振り切って赤信號(hào)を橫斷した祖父が自動(dòng)車にはねられて死亡する事故が発生した。

同省莆田市の信號(hào)機(jī)のある交差點(diǎn)で27日、高齢男性が赤信號(hào)にもかかわらず橫斷歩道を渡り始め、一緒に歩いていた孫娘が何度もこれを止めようとしていた。しかし、男性は孫娘の制止を手で払いのけながら少しずつ橫斷歩道を前進(jìn)していき、バイクを1臺(tái)なんとかやり過ごしたものの、その後ろから左折してきた乗用車にはねられた。

男性と孫娘は地面に倒れ、孫娘はほどなく立ち上がったものの、男性はびくともせず。警察當(dāng)局によると、男性はその後、死亡が確認(rèn)されたという。

交差點(diǎn)に設(shè)置されていた複數(shù)の防犯カメラが事故発生當(dāng)時(shí)の現(xiàn)場(chǎng)の様子をとらえており、孫娘が男性をつかんで必死に止める様子や、男性がそれを振り切ろうとする様子、そして2人そろって車にはねられる様子が映っていた。

中國のネットユーザーは「孫娘が死の境界線から救ってくれようとしたのに、殘念なことだ」「女の子に大事がなかったのが幸いだよ」「そうなる運(yùn)命だったのかもしれないが、女の子がおじいちゃんを止めきれなかったのがね……」「小さい子は道理をよく知っているが、年寄りは知らない」「問題は、小さい子どもが老人より社會(huì)秩序をわきまえていることだ」といったコメントを殘している。

また、「しかしぶつかってきた車のドライバー、曲がってきたのに全然減速してない」「ドライバーは橫斷歩道に人がいるのが見えたはずだぞ」「スマホをいじってたのでは？」など、減速する様子さえ見せずに2人に突っ込んだドライバーの落ち度を指摘するユーザーも複數(shù)見られた。（翻訳?編集/川尻）