2014年4月23日、日本の財(cái)務(wù)省は今月21日に貿(mào)易統(tǒng)計(jì)の速報(bào)を発表し、2013年度（13年4月1日から14年3月31日まで）の日本貿(mào)易赤字が13兆7500億円という記録的な數(shù)字になり、前年比68．5％増加したことを明らかにした。比較可能なデータがある1979年度以降で、3年連続の貿(mào)易赤字が出現(xiàn)したのは今回が初めてのケースだ。同じ日に発表された3月の貿(mào)易赤字は1兆4500億円で、日本は21カ月連続の貿(mào)易赤字になった。

【その他の寫(xiě)真】

ある統(tǒng)計(jì)によると、13年度の日本の輸出は70兆8600億円で、同10．8％増加した。輸入は84兆6100萬(wàn)円で同17．3％の増加。貿(mào)易相手先をみると、米國(guó)が1番目の輸出先で、米國(guó)への輸出額は13兆2100億円、米國(guó)からの輸入額は7兆1400億円だった。日本の対中輸出は3年ぶりに増加するとともに、輸入額と貿(mào)易赤字は過(guò)去最高を更新した。対中輸出額は13兆100億円、同輸入額は18兆5800億円だ。このうち対中自動(dòng)車(chē)輸出額は同43％増加し、中國(guó)からのスマートフォン輸入額は同33％増加した。

日本はもともと「貿(mào)易立國(guó)」の國(guó)で、3年連続の貿(mào)易赤字は初めてのことだ。11年に東日本大震災(zāi)が発生し、原子力発電所が閉鎖されると、火力発電用の燃料の輸入が大幅に増加した。これに安倍政権の経済政策「アベノミクス」による金融緩和政策が加わって、円の対米ドルレートは過(guò)去1年間に21％値下がりし、日本の液化天然ガス（LNG）と石油の輸入価格は18％上昇した。今年4月の消費(fèi)稅率引き上げ前の「駆け込み需要」も、日本の輸入需要を押し上げた。

日本企業(yè)の競(jìng)爭(zhēng)力が低下して日本の輸出の伸びが鈍化した。日本の輸出はこのほど3年ぶりに増加に転じ、伝統(tǒng)的に強(qiáng)い自動(dòng)車(chē)の輸出額は同15．9％、家電の輸出額は同8．1％それぞれ増加したが、中國(guó)と韓國(guó)の家電技術(shù)が急速に日本に追いつき、追い越したため、海外市場(chǎng)における日本のシェアは、とりわけローエンド市場(chǎng)におけるシェアは徐々に縮小していった。製造業(yè)の海外移転の流れは今も続いている。日本企業(yè)の海外市場(chǎng)における現(xiàn)地生産率はすでに20％に達(dá)した。アベノミクスは円安を通じて輸出を推進(jìn)することを期待していたが、いまだに実現(xiàn)できていない。

海外で工場(chǎng)を建設(shè)し投資をして得た利益により、日本の経常収支はこれまでずっと黒字だった。だが貿(mào)易赤字の拡大により、経常収支も危険な狀態(tài)に陥った。13年10月から14年1月にかけて、日本の経常収支は4カ月連続の赤字になった。今年2月には黒字に戻ったものの、黒字額は85年以降で最低だった。経済學(xué)者たちの間では、日本の13年度の経常収支が赤字になる可能性は低いが、國(guó)際市場(chǎng)では日本の財(cái)政狀況に対し悲観的な見(jiàn)方が広がっているというのが一般的な見(jiàn)方だ。日本の3月の貿(mào)易データが発表されると、米ドルの対円レートは2週間ぶりの高い水準(zhǔn)になった。

安倍政権は輸出を推進(jìn)して消費(fèi)稅率引き上げがもたらす內(nèi)需の低下を穴埋めしようとしているが、輸出の落ち込みが日本の経済復(fù)興の歩みをさらに遅いものにしている。日本政府は今月17日、経済全體の予測(cè)値を小幅ながら初めて下方修正した。

経済研究機(jī)関の日本総研調(diào)査部の下田裕介副主任（研究員）によると、駆け込み需要が一段落して輸入需要が低下し、これに急速な円安が徐々に速度を落としていることや米國(guó)の経済復(fù)興が加わって、今年の日本の貿(mào)易赤字の規(guī)模は縮小する可能性がある。だが日本の経済構(gòu)造に存在する問(wèn)題により日本の貿(mào)易赤字は、今後5-6年ほどは黒字への転換が難しいという。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/武藤）