中國メディアの中新経緯は2日、「日本5大自動(dòng)車メーカーが急を告げる、チップ不足の解決困難」と題する記事を掲載した。

記事はまず、「これまでのところ自動(dòng)車メーカーが直面してきたチップ不足は依然として解決されていないようだ」とし、日本メディアの報(bào)道として「ホンダは2月上旬、日本國內(nèi)の主力工場(chǎng)を5日間、稼働停止とする」と説明。マツダの減産に言及したほか、「トヨタ、日産、スバルでも最近減産があった」とし、「少なくとも日本の自動(dòng)車メーカー5社がチップ不足の影響で減産」と伝えた。

また、「減産を行っても狀況は好転していないようで、より重要なのはメーカーが『泣き面に蜂』の事態(tài)に直面していることだ。チップそのものの供給不足に加え、車載用チップメーカーはすでに値上げを始めている」と指摘。日本の自動(dòng)車メーカーが価格決定の過程で主導(dǎo)的な役割を果たすことが難しいことを示すものだとした上で、日本のみならず世界の自動(dòng)車メーカーが車載用チップ不足を重く見ていること、自動(dòng)車メーカーにとって応用が進(jìn)むチップはますます不可欠な部品となったことなどを説明した。

さらに、車載用チップ不足について全國乗用車市場(chǎng)情報(bào)聯(lián)席會(huì)（CPCA）の崔東樹（ツイ?ドンシュー）秘書長が「主にチップの供給不足だ。各産業(yè)が感染癥の影響を受けた。昨年末、特に歐州のチップメーカーは生産停止が比較的多く、チップの供給不足をもたらした」などと話したことを紹介するとともに、「長年の経験によって、車載用チップのサプライヤーと自動(dòng)車メーカーとの間には一種の微妙な需給バランスができあがっていたが、感染癥の急襲がこのバランスを壊した。一方でチップメーカーは生産停止を余儀なくされ、自動(dòng)車をめぐるサプライチェーンの中斷も自動(dòng)車の生産能力の大幅な削減を呼んだが、パソコン、スマートフォンなどの予想外の売れ行きを受け、チップメーカーはこうした市場(chǎng)への転換を選択。自動(dòng)車市場(chǎng)が回復(fù)した際のチップ不足が避けられない狀況となった」と指摘した。（翻訳?編集/野谷）