2014年4月24日、中國(guó)のインターネット掲示板に「子どものころから騙されていた、日本に関するデマ」と題する文章が掲載され、ネットユーザーの注目を集めている。以下はその概要。

【その他の寫真】

デマ1：日本はストレス社會(huì)で、自殺率は中國(guó)より高い。

事実：人口10萬(wàn)人當(dāng)りの自殺者數(shù)は、日本が21．7人、中國(guó)は22．2人で自殺率は中國(guó)の方が高い。

デマ2：日本人は日本の樹木を伐採(cǎi)せず、中國(guó)から木材を安く買いつけて割りばしを作り、中國(guó)の資源を浪費(fèi)している。

事実：中國(guó)が積極的に木材や割りばしを日本に輸出している。中國(guó)人の多くは自國(guó)の自然を大切に扱っていない。これを日本人のせいにしてはいけない。

デマ3：中國(guó)の元NBAプレーヤー?姚明（ヤオ?ミン）は先頭に立って日本製品をボイコットしている。

事実：姚明の1臺(tái)目の車はトヨタのセコイアで、すでに両親に譲っている。3臺(tái)目の車は日産のインフィニティ。

デマ4：日本のネット上で「日本は2015年に中國(guó)を滅ぼす」というスレッドの人気が爆発しており、有名な掲示板に繰り返し転載されている。

事実：ヤフーやグーグルなど、日本人がよく使用する検索エンジンで検索してもそのようなスレッドは見つからない。「人気爆発」であれば見つからないことはあり得ない。明らかなデマで、國(guó)民の視線をそらす目的があると思われる。

デマ5：日本の中國(guó)市場(chǎng)への依存度は深刻で、中國(guó)製品から離れられない。

事実：日本人は中國(guó)市場(chǎng)を見込んでいるだけで、離れられないわけではない。日本が中國(guó)に輸出しているのは自動(dòng)車やカメラ、電子部品、デジタル裝置などのハイテク製品だ。一方、中國(guó)が日本に輸出しているのは下著やくつ下、おもちゃなどで、これらは中國(guó)が輸出しなくても東南アジアの國(guó)々で同様のコストで生産できる。

デマ6：中國(guó)企業(yè)「新浪（SINA）」は実は日系企業(yè)。SINAは日本語(yǔ)の「支那」という意味で、日本人が中國(guó)人を侮辱するために名付けた。

事実：新浪は四通利方公司と米國(guó)の華淵公司（中國(guó)系企業(yè)）が合併してできた。SINAはラテン語(yǔ)で中國(guó)を意味するSINOをもじっただけで、「支那」とは関係ない。

デマ7：陸上の劉翔（リウ?シアン）が試合の際、日本製品ボイコットを表明するためにユニフォームの「ミズノ」の文字をテープで隠した。

事実：劉翔はナイキのイメージキャラクターを務(wù)めていたため、契約で他社のロゴが入ったユニフォームを著られなかっただけであり、日本製品ボイコットとは関係ない。

デマ8：韓國(guó)人は愛國(guó)心が強(qiáng)く、韓國(guó)國(guó)産車にしか乗らない。ソウルでは日本車は1臺(tái)もない。

事実：韓國(guó)では日本車が人気で、ソウルには日本車があふれている。（翻訳?編集/北田）