中國(guó)上海市松江區(qū)公安分局はこのほど、新型コロナウイルスの偽の陰性証明書を購(gòu)入してフィリピンから帰國(guó)した2人を、國(guó)境衛(wèi)生検疫を妨害した容疑で、松江區(qū)検察院に送致した。

中國(guó)のニュースサイトの環(huán)球網(wǎng)の2日付報(bào)道によると、中國(guó)の駐フィリピン大使館は昨年8月27日の通知で、フィリピンから帰國(guó)する中國(guó)公民に対し、搭乗3日以內(nèi)発行の新型コロナウイルスPCR検査陰性証明書でHSマークのグリーン健康コードを申請(qǐng)して飛行機(jī)に搭乗することを求めていた。

2人は8月30日と9月3日の2度のPCR検査で陽(yáng)性だったため、9月7日に仲介業(yè)者経由で偽の陰性証明書を1人につき1萬(wàn)7000元（約27萬(wàn)円）で購(gòu)入、大使館にグリーン健康コードを申請(qǐng)した。

2人は9月9日に帰國(guó)した際、上海の空港でのPCR検査で陽(yáng)性となり、隔離観察のため隔離地點(diǎn)に移動(dòng)。翌10日に新型コロナウイルス感染癥と診斷され、治療のため醫(yī)療機(jī)関に移された。

松江公安分局は10月4日、國(guó)境衛(wèi)生検疫を妨害した疑いで2人に対する捜査を開始。今年1月21日、2人を松江區(qū)検察院に送致した。

中國(guó)の最高人民検察院と公安部は2日、新型コロナウイルス感染癥予防?抑制の秩序を妨害した犯罪を法律に従って処罰する典型的な事例の一つとして公表した。（翻訳?編集/柳川）