2021年2月4日、環(huán)球網(wǎng)は、韓國(guó)政府が発表した新しい國(guó)防白書(shū)から、韓國(guó)の安全保障上において5つの明らかな変化が生じたとする評(píng)論記事を掲載した。

記事は韓國(guó)政府が2日に、2年に一度発表している國(guó)防白書(shū)を発表したと紹介。同白書(shū)には軍事や安全保障、外交に関する數(shù)多の政策が盛り込まれているとともに、軍事訓(xùn)練、作戦、軍事外交のガイドラインでもあるとした上で、そこから韓國(guó)政府の姿勢(shì)に生じた5つの明らかな変化について分析している。

1つめは、「敵」の概念が一般化し、定義がより広範(fàn)化したこととした。その例として従來(lái)「韓國(guó)の敵」とされてきた北朝鮮に対する表現(xiàn)が「脅威」へと変更された點(diǎn)を挙げ、その背景には執(zhí)政5年目を迎える文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が朝鮮半島の平和安定に向けた動(dòng)きを再加速させようという意思があると解説した。

2つめには米國(guó)に対する姿勢(shì)の変化を挙げ、盤(pán)石な米韓同盟を踏まえた上で「戦時(shí)指揮権の移譲を加速」させることを再三強(qiáng)調(diào)していると伝えた。

3つめは、戦時(shí)作戦遂行能力向上に向け、米國(guó)と合同でさまざまな訓(xùn)練を?qū)g施していくことが示された點(diǎn)を挙げている。

4つめは日韓関係に関する記述に大きな変化があったとした?！附窕丐雾n國(guó)の國(guó)防白書(shū)を最も不愉快に思っているのは日本だ」と評(píng)した上で、日本の立ち位置を「パートナー」から「隣國(guó)」へと格下げしたほか、「日本による歴史の歪曲、獨(dú)島（竹島の韓國(guó)名）に対する不當(dāng)な主権要求などに斷固として厳粛に対処する」などの記述が見(jiàn)られたと伝えた。

5つめには対中関係の変化を挙げ、2016年の高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）問(wèn)題に言及しなくなった代わりに、17年の文大統(tǒng)領(lǐng)就任直後に行われた中韓首脳會(huì)談をきっかけに、両國(guó)関係は「正?；工螝iみに入ったとの認(rèn)識(shí)を示したと紹介している。（翻訳?編集/川尻）