中國の人気男性ミュージシャン、チャオ?インジュン（趙英?。─?日、がんのため入院先の北京市內(nèi)の病院で死亡。病気を公表していなかったことから、突然の訃報が人々を驚かせている。

3日、チャオ?インジュンの家族が公表したところによると、同日午後2時33分（中國時間）に北京市內(nèi)の病院で死亡した。親交の深い腳本家で俳優(yōu)のルー?ジョンユー（盧正雨）によると、2019年春に本人からがんであることを知らされ、本人の家族や一部の友人のみが知るところだった。なお、死後に肝臓がんだったことも明らかになっている。

43歳のチャオ?インジュンは2004年、オーディション番組「我型我秀」をきっかけにデビュー。2012年に大ヒットした「ロスト?イン?タイランド」の挿入歌をはじめ、人気シリーズ第一作「僕はチャイナタウンの名探偵」の主題歌「唐人街」、「西遊記 女人國の戦い」の主題歌「女児國」など數(shù)々の映畫音楽でも知られる。TFBOYSのワン?ユエン（王源）をはじめ人気歌手に楽曲も多數(shù)提供しており、昨年12月公開の映畫「送你一[幾/木]小紅花」の同名主題歌が最後の一作となった。

死亡した3日夜、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）でチャオ?インジュンの最後のメッセージが公開された?！附预丹螭长欷蛘iんでいるということは、僕はもうこの世界にいない」との言葉から始まるメッセージには、2年間の闘病を経て「敵は強(qiáng)すぎた」とがんについて語っているほか、短くも充実した人生であったこと、両親を殘して去ること以外は満足していることなどが、素直な文章で書かれている。

さらに、やり殘したことについて「結(jié)婚していないこと」「映畫監(jiān)督になれなかったこと」「『ONE PIECE』のラストを読めなかったこと」などを挙げている。あまりにも突然の訃報が人々を驚かせており、心に響く最後のメッセージにも數(shù)多くのコメントが集まっている。（Mathilda）