Record China 2021年2月5日(金) 21時20分
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ミャンマーの軍部クーデターについて、韓國紙は「米バイデン政権の対外政策で最初の試験臺」と報じた。米國が制裁に踏み切った場合、ミャンマーが親中路線に旋回するともみている。
ミャンマーで1日に起きた軍部のクーデターについて、韓國?ハンギョレ新聞は「米國のバイデン新政権は対外政策で最初の試験臺を迎えることになった」と報じた。米國が制裁に踏み切った場合、ミャンマーが親中國路線に旋回すると予想。米國のインド太平洋戦略に大きな支障になるとみている。
クーデター後、バイデン政権は直ちに制裁を示唆する強硬な非難の立場を表明。ホワイトハウスのジェン?サキ報道官は聲明を出し、「米國は最近の選挙結(jié)果の変更やミャンマーの民主主義への移行を阻止するいかなる試みも反対する」として、「こうした措置が元に戻されない場合、責(zé)任ある人々に対する措置を取る」と発表した。
アントニー?ブリンケン國務(wù)長官も「米國は民主主義、自由、平和、発展の熱望をビルマ國民と共にする。軍部はこうした措置を直ちに原狀復(fù)帰させなければならない」と求めた。ミャンマーという現(xiàn)政権の國號ではなく、軍部統(tǒng)治以前の國號である「ビルマ」と呼び、ミャンマーの現(xiàn)體制を認(rèn)めないことも明らかにした。
ハンギョレ新聞は「トランプ前政権が権威主義政権を擁護したという內(nèi)外の批判を受けた後に発足したバイデン政権は、民主主義と人権を強調(diào)している」と指摘?!赴k展途上國の民主化の象徴であるミャンマーでのクーデターは、バイデン政権に試験臺として登場した」と述べた。
続いて「米中関係でもミャンマーは重要な國家だ」と言及?!弗撺悭螗蕞`は軍部出身のテイン?セイン大統(tǒng)領(lǐng)體制が発足して直接的軍部統(tǒng)治が終わった2011年から、米國との関係改善を始めた。翌年、両國は大使館の開設(shè)を発表し、ミャンマーの親中路線は修正された。これは米國がオバマ前政権後に標(biāo)ぼうしたアジア重視政策の重要な成果だった」と振り返った。
こうした経緯から記事は「米中、ミャンマーの3國間の関係調(diào)整はいずれも軍部統(tǒng)治の終息とアウン?サン?スー?チー氏の政権獲得によるものだ。ミャンマーで軍部統(tǒng)治が再び始まった場合、3國の関係も調(diào)整される可能性が高い」と予測?!弗撺悭螗蕞`軍部は米國が制裁を現(xiàn)実化するなら、再び親中路線に旋回することは明らかだ」との見方を示した。
その上で同紙は「これは南シナ海などで中國と対決しなければならない米國にとって、大きな戦略の支障を意味する」と解説。「昨年初めの新型コロナウイルス事態(tài)後から、ミャンマーと中國の関係はすでに大きく強化されている。コロナ事態(tài)後、ミャンマーへの西方の支援が事実上途絶えた一方、ミャンマーの中國への依存は再び大きくなった」とも伝えた。(編集/日向)
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