2021年2月4日、観察者網(wǎng)によると、中國(guó)サッカー?スーパーリーグのクラブに所屬するブラジル人選手が「昨年入団してからまだ一度も給料をもらっていない」と語(yǔ)った。

記事は、近ごろ中國(guó)國(guó)內(nèi)でサッカークラブの財(cái)務(wù)問(wèn)題、給料未払い問(wèn)題が再び取り沙汰されており、一部のクラブでは數(shù)億元に及ぶ負(fù)債を抱えていることが明らかになったと紹介。その中でもスーパーリーグに所屬する天津津門(mén)虎（舊名は天津泰達(dá)）の狀況はひときわ厳しいとし、資金上の問(wèn)題から中國(guó)サッカー協(xié)會(huì)に対して選手やスタッフの賃金に関する書(shū)類の提出延期を申請(qǐng)していると伝えた。

そして、同クラブに昨年10月加入し、昨季は7試合出場(chǎng)して2アシスト2ゴールを挙げ、クラブの1部殘留に貢獻(xiàn)したFWフランシスコ?ソアレスが母國(guó)のブラジルメディアの取材に対し「移籍してから現(xiàn)在に至るまで、まだ給料をもらったことがない」と発言したことを紹介している。

記事によれば、ソアレスは現(xiàn)在、かつて所屬していたポルトガル?ポルトにある施設(shè)でトレーニングをしているとのことだが、ポルトガルのリーグに復(fù)帰するつもりはなく、天津からの招集を待ちつつコンディションを保つために體を動(dòng)かしているのだという。

また、ソアレスの広報(bào)擔(dān)當(dāng)者は「天津からのグッドニュースを待ち続けている。一切の問(wèn)題が速やかに解決されることを願(yuàn)っており、チームに戻ってトレーニングしたいという気持ちが募っている」と本人の気持ちを代弁しており、中國(guó)のネットユーザーからは「クラブの前途は不透明だが、ソアレスのプロ意識(shí)に敬服する」といったコメントが寄せられている。

記事は、同クラブは現(xiàn)在もなおリーグ開(kāi)幕前のキャンプに向けて選手を招集しておらず、財(cái)政的な問(wèn)題が解決できなければ今季のリーグ戦に參加できるかどうかもわからない狀況だと紹介。そんな中で同クラブに所屬する中國(guó)人選手らが近ごろ、中國(guó)版ツイッター?微博を通じてクラブ存続のために社會(huì)に支援を求める書(shū)き込みを行っていると伝えた。（翻訳?編集/川尻）