中國(guó)政府?教育部は5日、オーストラリアで中國(guó)人留學(xué)生に対する悪質(zhì)な襲撃事件が多発しているとして警戒を呼び掛ける通知を発表した。香港の英字紙「サウスチャイナ?モーニング?ポスト」は同通知を受けて、オーストラリアと中國(guó)の関係が長(zhǎng)期にわたってこじれていることを合わせて紹介する記事を発表した。

中國(guó)教育部の通知はまず、「最近になり、オーストラリアの多くの地方で、わが國(guó)からの留學(xué)生を襲撃する悪質(zhì)な事件が連続して発生している」と表明。

続けて、現(xiàn)在は新型コロナウイルス感染癥の流行が全世界的に厳しい狀態(tài)であり、國(guó)際旅行には依然として大きなリスクが伴っているとして「教育部は多くの留學(xué)生に対して、安全とリスクの評(píng)価をしっかりと行い、オーストラリアに行ったり、オーストラリアに戻って學(xué)習(xí)したりする選択は、慎重に行うよう注意を喚起する」と表明した。

オーストラリアと中國(guó)は2020年、新型コロナウイルス感染癥の流行や、中國(guó)によるオーストラリア內(nèi)政干渉への批判がある一方で、オーストラリア軍特殊部隊(duì)がアフガニスタンで民間人と捕虜の少なくとも39人を違法に殺害したとされる件で、中國(guó)政府の報(bào)道官が合成された畫像を用いてオーストラリアを批判したことなどで対立を深めた。両國(guó)の対立は貿(mào)易問(wèn)題にも及ぶことになった。

「サウスチャイナ?モーニング?ポスト」の記事は、在オーストラリアの中國(guó)人留學(xué)生についての問(wèn)題に絡(luò)めて、両國(guó)の対立を詳しく紹介。

同紙はさらに、オーストラリア政府は最近になり中國(guó)との関係を修復(fù)する姿勢(shì)を見せたが、中國(guó)共産黨系の英字紙であるチャイナ?デーリーは「中國(guó)はオーストラリアとの対話のドアを閉ざすことはないが、（オーストラリア側(cè)が）悪しき行いを『反省と是正』することが前提となる」と論じたと紹介。また、中國(guó)ではオーストラリアの姿勢(shì)を「人気取り」と評(píng)するなどの報(bào)道もあるという。（翻訳?編集/如月隼人）