Record China 2021年2月9日(火) 7時20分
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7日、中國のニュースサイト?観察者網(wǎng)に「造れば造るほど損が出ているのに、どうして高速鉄道を造り続けるのか」とする記事が掲載された。寫真は武漢駅。
2021年2月7日、中國のニュースサイト?観察者網(wǎng)に「造れば造るほど損が出ているのに、どうして高速鉄道を造り続けるのか」とする記事が掲載された。
記事は、中國高速鉄道について海外からしばしば「純粋なお金と時間、資源の無駄遣い」というやゆが聞こえてくるとしたほか、「高速鉄道のチケット代は高額だが、それでもコストをカバーするには全く足りず、運行すればするほど赤字になる」との聲も出ているとした。
その上で、中國高速鉄道の平均的な1キロ當(dāng)たりのコストはおよそ1億元(約16億円)であるとし、2020年現(xiàn)在で中國には3萬6000キロの高速鉄道路線が存在することから、現(xiàn)時點での中國の高速鉄道建設(shè)コストは3兆6000億元(約57兆6000億円)にものぼると説明。これに設(shè)備の調(diào)達(dá)、電力、物資、メンテナンス、人的資源などの各種コストを考慮すると、「やはりチケット代だけではコストを賄うことができないばかりか、大きな損を出すことになる」と解説している。
一方で、高速鉄道自體は建設(shè)すればするほど損が出る狀態(tài)であるものの、高速鉄道の開通は周辺経済の発展を力強くけん引すると指摘。高速鉄道に1億元投資すると周辺都市の國內(nèi)総生産(GDP)を1.8倍増加させるとの研究があり、2000億元(約3兆2000億円)余り投資した北京―上海高速鉄道の場合は周辺地域の経済に4000億元(約6兆4000億円)余りのGDPをもたらしたことになるとした。
また、高速鉄道の建設(shè)により、情報、機械、冶金、建築、ゴム、合成材料、電力などあらゆる産業(yè)に経済効果が生まれるほか、數(shù)多くの雇用を生み出すという點でも「その経済効果は非常に大きい」と説明。造れば造るほど損を出すが、それ以上の経済効果を生み出すからこそ高速鉄道の建設(shè)を続けているのだとの見解を示している。(翻訳?編集/川尻)
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