新型コロナウイルスの起源を調(diào)べるため中國(guó)を訪れている世界保健機(jī)関（WHO）の國(guó)際調(diào)査団について、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は8日、調(diào)査団のメンバーが「『重要な手掛かり』を見(jiàn)つけた」と語(yǔ)ったことを伝えた。

先月14日に武漢入りした調(diào)査団はこれまで湖北省中西醫(yī)結(jié)合醫(yī)院、武漢市金銀潭醫(yī)院、華南海鮮卸売市場(chǎng)、中國(guó)科學(xué)院武漢ウイルス研究所を視察した。記事によると、「手掛かりの発見(jiàn)」について語(yǔ)ったのはピーター?ダザック氏で、同氏は海外メディアの取材に「専門家チームは武漢の感染拡大における華南海鮮卸売市場(chǎng)の『役割』を考察した際、一つの『重要な手掛かり』を見(jiàn)つけた」と説明した。ただ、詳細(xì)は明かされておらず、記事は「中國(guó)を離れる前に公表されるかもしれない」としている。

記事はまた、「調(diào)査団は今回の訪問(wèn)を通じて新型コロナがどうやって武漢で爆発的感染となったのか理解することを期待している」とし、ダザック氏が「この研究は世界を席巻した感染癥のターニングポイントがいつ訪れるのか予め示すこともできる」「これはすでに発生したことを深く理解する上での始まりであり、このようにすればわれわれは問(wèn)題の再発を阻止できる」と指摘したことを紹介。さらに、「米國(guó)の前大統(tǒng)領(lǐng)をはじめとする西側(cè)の政治家は陰謀論者グループの先頭に立って『新型コロナウイルスは武漢ウイルス研究所から流出した可能性がある』と稱したが、こうした言論にダザック氏や他の科學(xué)者は反論している」とも伝えた。

調(diào)査団の一行は武漢ウイルス研究所で長(zhǎng)年ウイルスを研究してきた石正麗（シー?ジョンリー）主任と面會(huì)して話を聞いており、記事はダザック氏が同研究所を「數(shù)多くの優(yōu)れた研究成果を出した」と高く評(píng)価していると指摘。さらに、同氏が「この機(jī)関にとって常にプレッシャーは大きいと信じている。そのため、私に限らず國(guó)際的な専門家のグループ全體が見(jiàn)識(shí)ある質(zhì)問(wèn)をすることができた。われわれがそうする時(shí)、鍵となる全ての人物がその場(chǎng)にいた。本當(dāng)に良かった」と述べたことも紹介した。同氏は希望した場(chǎng)所への訪問(wèn)などで中國(guó)側(cè)が快くサポートしたことにも言及したという。（翻訳?編集/野谷）