中國(guó)のスポーツメディア?上海體育は8日、サッカーの中國(guó)スーパーリーグで起きている「給與削減」の流れが日韓のリーグにも波及するとの記事を掲載した。

中國(guó)サッカー協(xié)會(huì)は昨年、スーパーリーグに所屬するクラブのトップチームの選手について、「中國(guó)人選手は500萬(wàn)元（約7900萬(wàn)円）、外國(guó)人選手は300萬(wàn)ユーロ（約3億8000萬(wàn)円）以內(nèi)とすること」などを盛り込んだ「年俸制限令」を発表。選手年俸の高騰が問(wèn)題視されての措置だが、特に外國(guó)人選手の大幅な年俸調(diào)整が見(jiàn)込まれることから、今後同リーグで外國(guó)人選手の退団が相次いで発生する可能性があるとも指摘された。

上海體育の記事は、こうした背景を紹介した上で、「『金満サッカー』は幕を閉じた。中國(guó)リーグはコストパフォーマンスが高い外國(guó)人選手を求め、日韓のリーグに一斉に目を向けている」と指摘。中國(guó)サッカー協(xié)會(huì)の陳戌源（チェン?シューユエン）會(huì)長(zhǎng)が「中國(guó)リーグの選手年俸は日韓リーグの6～12倍に上る」と指摘したこともあり、今後中國(guó)クラブが安価で戦力になる外國(guó)人選手をリサーチする際に、JリーグやKリーグが注目されるとの見(jiàn)方を示した。

一方で、「中國(guó)サッカーの健全な発展」は外國(guó)人選手への経済的なてこ入れだけで成し遂げられるものではなく、ユース年代の育成との2本柱で當(dāng)たるべきだとも主張。育成は「日韓のように著実に進(jìn)めていかなければならない」とした。また、「外國(guó)人選手と中國(guó)人選手の差が縮まってこそ、給與制限などの政策の目的が達(dá)成される」とし、「さもなければ『上に政策あれば下に対策あり』になり、根本的な問(wèn)題が解決されずにゆがんでしまう可能性もある」と指摘した。（翻訳?編集/北田）