中國メディアの澎湃新聞は9日、「新型コロナウイルスの起源と中間動物宿主の役割が完全に確認(rèn)されない中、タイ、シンガポール、中國、オーストラリア、米國などの研究者が行った最新研究が新しい手掛かりを與えた」と報じた。

記事が指摘したのは科學(xué)誌ネイチャーコミュニケーションズがこのほど発表した研究で、研究チームはタイ東部の野生動物保護(hù)區(qū)にいるコウモリの體內(nèi)から新型コロナウイルスに関連するコロナウイルスを発見した。また、同地域のコウモリとタイ南部のセンザンコウの體內(nèi)から新型コロナウイルスを中和する抗體が見つかったという。

記事は、「今回の研究結(jié)果は新型コロナに関連するコロナウイルスを持っていることが知られているコウモリやセンザンコウの地理的範(fàn)囲を拡大させた」とし、研究チームが「サンプルの大きさやサンプリングの區(qū)域には限りがある」と指摘していることに言及した上で、「研究チームはアジアの多くの國?地域のコウモリの體內(nèi)に新型コロナに関連するコロナウイルスが大量に存在すると予想している」と伝えた。（翻訳?編集/野谷）