過(guò)去の盜作問(wèn)題が蒸し返され、苦境に陥っている作家?映畫(huà)監(jiān)督のグオ?ジンミン（郭敬明）。彼がメガホンをとった映畫(huà)「陰陽(yáng)師：とこしえの夢(mèng)」（原題：晴雅集）も、公開(kāi)後すぐに中國(guó)國(guó)內(nèi)の映畫(huà)館での上映が中止となってしまった。しかし、この映畫(huà)が2月5日からNetflixで配信されると、予想外の健闘を見(jiàn)せている。

この映畫(huà)は、原作である夢(mèng)枕獏の小説「陰陽(yáng)師」の人気に加え、マーク?チャオ（趙又廷）とダン?ルン（●倫、●は「登」におおざと）という人気俳優(yōu)が主役を演じたことで、上映前から注目を集めていた。また、盜作疑惑の逆風(fēng)にもかかわらず、上映開(kāi)始から中止になるまでのわずか11日間で、4億5000萬(wàn)元（約73億円）もの興行収入を達(dá)成し、上映中止を殘念がる聲も上がっていた。

一方で、映畫(huà)?ドラマに関する中國(guó)のSNSサイト「Douban」（豆瓣）では、グオ監(jiān)督に対する否定的な意見(jiàn)が多く、映畫(huà)の評(píng)価は10點(diǎn)満點(diǎn)中5.1と今ひとつだ。

ところが、2月5日に動(dòng)畫(huà)配信サービスのNetflixで獨(dú)占配信が開(kāi)始されるや否や、海外での人気に火が付き、公開(kāi)初日にタイなど多くの國(guó)で人気映畫(huà)ランキングの1位を獲得。公開(kāi)4日目には世界ランキングでも8位に登場(chǎng)。優(yōu)美な世界観と主人公たちの活躍に魅了される人が続出している。

ネットには「この映畫(huà)はIMAXシアターの巨大スクリーンじゃないと、音響効果を十分に発揮できない。ネット配信ではもったいない！」、「中國(guó)では上映中止なのに、Netflixではベスト8！逆襲に成功！」、「グオ監(jiān)督はやはり才能がある。制作チームも素晴らしい」、「ファンタジーと特殊効果の印象が強(qiáng)いが、商業(yè)的にも成功している」など、好意的なコメントが寄せられている。

マーク?チャオ演ずる若き陰陽(yáng)師?晴明は「式神」を使って妖魔と戦うが、この映畫(huà)はNetflixという新世代の「式神」を使うことで、成功を収めつつあるといえるだろう。（提供/華流?anomado）