インドが周辺諸國(guó)への積極的な「ワクチン外交」を展開(kāi)している、とロイター通信が報(bào)じた。インドの狙いは世界最大のワクチン生産國(guó)として、同様にワクチン供給を約束しているアジアの巨大なライバル國(guó)?中國(guó)に対抗し、その政治的、経済的優(yōu)位を押し返すためだ。

中國(guó)共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)の電子版などによると、中國(guó)がカンボジアに寄贈(zèng)した中國(guó)製新型コロナウイルスワクチンが7日、首都プノンペンに到著し、カンボジアは中國(guó)製ワクチンを寄贈(zèng)された第一陣の國(guó)の一つとなった。カンボジアのフン?セン首相は同日、中國(guó)製ワクチン引き渡し式に出席するため、プノンペン國(guó)際空港に赴いた。

王文天駐カンボジア中國(guó)大使は引き渡し式で「今回の中國(guó)政府によるカンボジアへのワクチン寄贈(zèng)は、ワクチンを世界の公共財(cái)にするという習(xí)近平主席の重要な認(rèn)識(shí)を具體的に體現(xiàn)したものだ」などと強(qiáng)調(diào)。外交部の汪文斌報(bào)道官は8日の記者會(huì)見(jiàn)で「中國(guó)側(cè)はパキスタンなど53の発展途上國(guó)にワクチンを援助し、現(xiàn)在までにすでに22の國(guó)に向けてワクチンを輸出している」と述べた。

ロイター通信によると、インドはコロナ感染者數(shù)で米國(guó)に次いで世界2番目に多い國(guó)で、國(guó)內(nèi)では8月までに人口約13億人のうち3億人にワクチンを接種する計(jì)畫(huà)。1月16日に接種を開(kāi)始し、同月中に醫(yī)療従事者約300萬(wàn)人に接種したが、夏までに設(shè)定した國(guó)內(nèi)目標(biāo)を達(dá)成するには接種ペースをもっと加速する必要がある。

それにもかかわらず、インドは近隣諸國(guó)に英國(guó)アストラゼネカが開(kāi)発し、インドのセラム?インスティテュート?オブ?インディアが生産するワクチン數(shù)百萬(wàn)回分を供與している。ミャンマー、バングラデシュ、ネパール、スリランカ、モルディブにも最前線の労働者を手始めに接種していくのを支援するためワクチンを送った。「ワクチン?フレンドシップ」と名付けた取り組みだ。

7日にはアフガニスタンにアストラゼネカのワクチン50萬(wàn)回分を送付した。內(nèi)戦などで荒廃した同國(guó)にとって初めて屆いたワクチン。ワクチンは世界保健機(jī)関（WHO）からの緊急承認(rèn)を待っている段階だ。インドの動(dòng)きは長(zhǎng)年にわたり対立しているパキスタンのアフガンへの影響力を考慮した幅広い努力の一つと見(jiàn)なされている。インド政府筋は「このワクチンは無(wú)償供與だ」と語(yǔ)った。

インド外務(wù)省報(bào)道官によると、同國(guó)はこれまでに寄付ないし商業(yè)契約を通じて計(jì)17カ國(guó)に総計(jì)1560萬(wàn)回分のワクチンを提供した。向こう數(shù)週間でモンゴル、カリブ海諸國(guó)、太平洋諸島諸國(guó)にも送られるという。報(bào)道官は「対外的な供與はワクチンが入手可能かなどそれぞれの國(guó)內(nèi)の必要に応じて進(jìn)められている」と説明した。（編集/日向）