韓國の多國籍男性グループNCTに所屬する臺灣出身のヤンヤン（リウ?ヤンヤン/劉揚(yáng)揚(yáng)）が、SNSに投稿した新年のメッセージが問題視され、集中砲火を浴びることとなった。

2016年にデビューしたNCTは韓國はじめ、日本、中國、臺灣、タイ、香港など多國籍メンバーによる男性グループ。19年に誕生し、中國を拠點(diǎn)を活動する派生ユニットWayV（威神V）にも所屬するヤンヤンは、ユニット內(nèi)で最年少の20歳。臺灣出身で中國語のほか、英語やドイツ語、スペイン語を流ちょうに話せることでも知られる。

今月11日、インスタグラム上で「ハッピーチャイニーズニューイヤー」と春節(jié)（舊正月）を祝うメッセージを投稿したヤンヤンだが、韓國のファンから失望を訴える聲や批判のコメントが集中。「なぜ“チャイニーズ”なのか」「ここは“ルナニューイヤー”と言うべきだ」「舊正月はチャイニーズだけのものではない」「韓國で活動しているのならわきまえて」「これを教訓(xùn)に學(xué)んでほしい」といった聲が集まった。

これに対して、中國や臺灣のファンからは抗議の聲が。「臺灣出身のヤンヤンがチャイニーズニューイヤーと言ってなぜ悪いのか」と一斉にヤンヤンを擁護(hù)し、中には激しい口調(diào)で書かれた批判コメントも見られ、そのやり取りはすでに4萬件を超えている。舊正月に発信した短いメッセージが、思いがけず波紋を広げることとなった。（Mathilda）

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