「なぜ地震波よりも早いのか?」=日本の緊急地震速報に中國メディアが注目

Record China    2021年2月16日(火) 18時20分

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15日、中國中央テレビ(CCTV)は、ニュース番組の中で日本の緊急地震速報システムの仕組みについて解説した。

2021年2月15日、中國中央テレビ(CCTV)は、ニュース番組の中で日本の緊急地震速報システムの仕組みについて解説した。

15日に放送された同局のニュースの中で、13日夜に発生した福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震に際し、日本の緊急地震速報システムが発動したことが広く注目を集めていると紹介した。

そして、日本にいるCCTVの記者が「地震が來る5秒前に攜帯電話が警報を受信した。警報を聞いてから揺れを感じた。これまでに発生した地震でも同じ狀況だったが、実際のところ地震が頻発する中で警報に対する警戒感が薄れてしまっている。今回も揺れが長く続き、いつもより強いなと感じたところでようやく機の下に潛った。機の下に潛ったのは、この數(shù)年で初めてかもしれない」と報告した。

その上で、日本の緊急地震速報システムについて中國地震臺網(wǎng)の研究員が「基本原理は、2種類の地震波の伝達(dá)速度、破壊力の差を利用して地震の発生を知らせるというもの。日本の気象庁などの機関は各地に大量の地震計を設(shè)置しており、地震発生時には震源から比較的近い地點で伝達(dá)速度の速いP波を感知すると、破壊力の大きいS波が到來する前に警報を発する仕組みだ。この數(shù)秒から數(shù)十秒というタイムラグが非常に重要で、警報を受信できれば列車の徐行や停止、危険な設(shè)備の閉鎖、安全な場所への移動といった緊急措置を取ることができるのだ」と解説した。(翻訳?編集/川尻

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