日本で13日夜、福島県沖を震源とするマグニチュード（M）7．3の地震があったことに関連し、日本の中國(guó)語(yǔ)メディアの日本新華僑報(bào)網(wǎng)は15日、「中國(guó)と日本は自然災(zāi)害に対処するための共同體を構(gòu)築すべき」とする論評(píng)を掲載した。

論評(píng)は、今回の地震について、人類(lèi)史上4番目の規(guī)模となるM9．0の巨大地震で、日本に戦後最大の人的被害をもたらした2011年3月11日の東日本大震災(zāi)を想起させるとした。

そして、「災(zāi)難は非情なものだが、隣國(guó)には情がある。東日本大震災(zāi)の発生後、中國(guó)は隣國(guó)として速やかに日本に救援の手を差し伸べた」とし、當(dāng)時(shí)の溫家寶首相が11年3月14日、「中國(guó)も地震が多く、日本國(guó)民が今どんな気持ちが理解できる。（08年に中國(guó)四川省の）汶川で大地震が発生した際に日本政府は救助隊(duì)と支援物資を送ってくれた。中國(guó)の救助隊(duì)が昨日、日本に到著したが、必要に応じてさらなる支援を提供したい」と述べたことを取り上げた。

東日本大震災(zāi)の被災(zāi)地、巖手県大船渡市に到著した中國(guó)の救助隊(duì)は3月14日朝から現(xiàn)地の救助隊(duì)に加わった。中國(guó)政府による第1陣の支援物資（テント900張，毛布2000枚，手提げ式応急燈200個(gè)）が同日夜に羽田空港に到著した。中國(guó)はさらに日本政府の要請(qǐng)に応じてガソリンと軽油各1萬(wàn)トンを提供した。中國(guó)の建機(jī)大手の三一重工は3月28日、東京電力に対し、福島第一原発での冷卻作業(yè)のために62メートルのアームを持つ特殊ポンプ車(chē)を寄贈(zèng)した。

論評(píng)は、當(dāng)時(shí)の菅直人首相と野田佳彥首相が11年4月20日と12年3月11日にそれぞれ中國(guó)メディアに寄稿し、中國(guó)政府と中國(guó)國(guó)民の震災(zāi)支援に感謝を表明したことを取り上げ、同様に中國(guó)の人々も、日本が汶川地震の際に善意の支援をしてくれたことを忘れていないと指摘。08年5月15日に現(xiàn)地入りした日本の外務(wù)省や海上保安庁が派遣した國(guó)際緊急援助隊(duì)の31人は、新中國(guó)成立以來(lái)、初めて受け入れた外國(guó)の救援隊(duì)であったことを伝えた。

そして、「中國(guó)と日本は共同でさまざまな自然災(zāi)害に対処し、相互の利益になるように助け合い、向き合って進(jìn)み、アジア運(yùn)命共同體を構(gòu)築すべきだ」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/柳川）