Record China 2021年2月21日(日) 8時0分
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中國紙?北京日報は18日、「高速鉄道は時代後れと痛烈批判?アメリカンドリームはなぜ笑い話になったのか」と題する記事を掲載した。
中國紙?北京日報は18日、「高速鉄道は時代後れとこき下ろす?アメリカンドリームはなぜ笑い話になったのか」と題する記事を掲載した。
記事は、米シンクタンクのケイトー研究所がこのほど、「飛行機よりも遅く、自動車よりも不便で、しかも両者よりも高い」として、高速鉄道を「後れた技術(shù)」とこき下ろす文章を発表したと説明。一方で、「こうした発信はすぐに海外のSNSで嘲笑された」とし、中國の高速鉄道網(wǎng)の成功を例に挙げ「どうりで米國はますます後れるわけだ」「中國は無駄なことに時間を浪費したりはしないさ」といった聲が上がったと伝えた。
さらに、米ブルームバーグも「米國は対中『スプートニク?モーメント』を必要としている」と題する文章を発表し、米國は中國のインフラ建設(shè)の成果を「全力で追いかけるべきだ」と提案したことを紹介した。
「スプートニク?モーメント」とは、1957年にソ連が人工衛(wèi)星の打ち上げに成功した後、米國に漂った緊張感のことを指す。當時のアイゼンハワー政権は米航空宇宙局(NASA)を設(shè)立し、科學(xué)技術(shù)への大規(guī)模な投資計畫を開始した。同文章の著者アンドリュー?ブラウン氏は、こうした動きこそが、世界一の強國としての米國のあるべき姿だとしているが、「現(xiàn)狀では競爭よりも中國への不満の方がはるかに大きい」と指摘しているという。
記事は、「実は米國人の『高速鉄道の夢』も一日や二日ではない」とし、オバマ政権時代に「1950年代の州間高速道路工事以來、最大のインフラ投資計畫」として米大陸橫斷高速鉄道計畫を打ち出したものの政爭の中でプロジェクトが進まず、「脫オバマ」路線のトランプ政権になってからは自然と「置き去り」にされたと説明した。また、バイデン政権になってからインフラ計畫が再び持ち上がったが、議會の腰は相変わらず重く、10年以上たった今でも「米國人の『高速鉄道の夢』はまだ遠いままだ」と論じた。
その上で、「政爭や內(nèi)部摩擦によって、高速鉄道の夢を含む米國の夢はすべて世界の笑い話になった。世界の人々に米國式政治制度の深刻な弊害をはっきりと示したのである」と主張。一方で中國について「この10年余りで高速鉄道は人々のライフスタイルとなった。鉄道網(wǎng)はますます広がり、ニュータウンが建設(shè)された」とし、「かつて中國の高速鉄道戦略を疑ったり、嘲笑したりしていた西側(cè)メディアでさえ認めざるを得なくなった」と自賛した。
さらに、「高速鉄道を例に、一つの制度モデルの対比が表れている。人民のためにという初心を持ち、わが國はあらゆる困難を排し、內(nèi)部摩擦を取り除き、限られた時間に資源を集中的に投じてきた」とした上で、最近、記録的な寒波によって米テキサス州で360萬世帯余りが停電に見舞われたことに言及?!附ㄔO(shè)できない高速鉄道から、耐えられない寒波に至るまで、米國人が本當に反省しなければならないのは、中國に対する『スプートニク?モーメント』(緊張感)ではなく、自分自身に対する『スプートニク?モーメント』(緊張感)なのかもしれない」と結(jié)んだ。(翻訳?編集/北田)
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