香港の俳優(yōu)アンディ?ラウ（劉徳華）主演の映畫(huà)「人潮洶湧」について、國(guó)営テレビからの異例の苦言が功を奏して、19日にやっと興行収入2億元（約33億円）を突破したと報(bào)じられている。

アンディ?ラウ主演の中國(guó)映畫(huà)「人潮洶湧」は、2012年の日本映畫(huà)「鍵泥棒のメソッド」をリメークした作品。話(huà)題作が集中する春節(jié)（舊正月）シーズンの今月12日から公開(kāi)されている。

だが、同時(shí)に封切られた他の映畫(huà)と違って、「人潮洶湧」には映畫(huà)館チェーン會(huì)社の投資が入っていないことも影響し、全國(guó)の映畫(huà)館でのスクリーン占有率が新作では最低に。一時(shí)は2．8％まで落ち込み、「見(jiàn)たくても上映していない」「どこで見(jiàn)ればいいか分からない」といった聲も上がっていた。

こうした事態(tài)を國(guó)営テレビ?中央電視臺(tái)（CCTV）が取り上げ、「人潮洶湧」にスクリーンを開(kāi)放するようにと異例の呼びかけを行った。この「苦言」が功を奏して、その後の占有率は一気に7．6％までアップし、19日には興行収入が2億元を突破。CCTVをも動(dòng)かしたアンディ?ラウの影響力が注目されることとなった。

なお、「人潮洶湧」の伸び悩みは、同時(shí)に公開(kāi)された2作品のメガヒットによる打撃も大きい。人気シリーズ最新作で、妻夫木聡ら日本人キャストも多數(shù)出演する「唐人街探案3」（僕はチャイナタウンの名探偵3）は18日、興行収入37億元（約604億円）を突破し、これまで中國(guó)で公開(kāi)された映畫(huà)の中で歴代5位の記録をマーク。人気コメディアンのジア?リン（賈玲）の初監(jiān)督映畫(huà)となる「你好、李煥英」も、19日に36億元（約588億円）を超え、同じく歴代6位に入っている。（Mathilda）