中國(guó)の情報(bào)サイトである快資訊は20日、ロシアメディアの記事を引用して、韓國(guó)で制作されたテレビドラマ、いわゆる韓ドラは人気を失い、現(xiàn)在では中國(guó)の時(shí)代劇が世界で最も好まれていると主張する記事を掲載した。

記事によると、専門家が大手検索サイトのグーグルを利用して、世界各國(guó)で制作されたテレビドラマの人気を調(diào)べたところ、中國(guó)のドラマが最も歓迎されていたという「驚くべき結(jié)果」が判明したという。

記事はさらに専門家による「韓ドラの物語(yǔ)のパターンは固定されている。それを熟知するようになった世界各國(guó)の視聴者は、何の新鮮味もなくなった。従って、韓ドラが沒落するのは必然の結(jié)果だった」とする見方を紹介した。

中國(guó)のドラマで海外の視聴者に人気があるのは「時(shí)代劇」という。記事は、「わが國(guó)には5000年の歴史がある。それぞれの時(shí)代には異なる風(fēng)貌がある。テレビドラマを通じてそれらを完全に出現(xiàn)させられる」と主張。さらに、中國(guó)には急速に経済力をつけたという狀況も加わり、「その他の國(guó)は地域や経済、歴史などの要素の制約があり、そのような（中國(guó)のような）テレビドラマを撮影することは、全くできない」と論じた。

さらに、中國(guó)のドラマが武術(shù)家や修行者を扱ったり、ファンタジーに満ちた作品など內(nèi)容が豊富であることも、韓國(guó)やさらに日本のドラマにもない特徴とした。また、韓ドラはユーチューブでは視聴ができないが、中國(guó)のドラマはユーチューブで、しかも無(wú)料で視聴できる點(diǎn)も、有利な點(diǎn)と論じた。

記事は、中國(guó)ドラマは現(xiàn)在も急激に発達(dá)しつつあると象徴。沒落しつつある韓ドラに比べて、中國(guó)は時(shí)間をかけてよい作品をさらに多く制作していくことになるとの見方を示した。

記事は、「テレビドラマは國(guó)のソフトパワーの重要な構(gòu)成要素」とも指摘。中國(guó)ドラマが海外で大人気であることは、西側(cè)國(guó)家が中國(guó)について抱く「紋切型」のイメージを変更することにつながるとの見方を示した。また、中國(guó)では人々の生活水準(zhǔn)が向上しているために、テレビドラマに対する要求も厳しくなって作品のレベルが向上していることも、海外市場(chǎng)の開拓には有利と主張した。

記事は最後の部分で、米國(guó)は第2次世界大戦後に世論に対する宣伝で、自己の影響力を拡大したと指摘。その際には、メディアの放送を通じて自らが「先進(jìn)的である」ことを拡散し、多くの國(guó)に影響を與えたと主張。中國(guó)もテレビドラマやドキュメンタリーで自らの文化を拡散し、世界に「感化」という影響を與えるべきと主張した。（翻訳?編集/如月隼人）