2021年2月22日、財(cái)経網(wǎng)は中國(guó)各地で近ごろ債務(wù)救済と稱して顧客からお金をだまし取る「ニセ銀行」が橫行していると報(bào)じた。

記事は「貸し出したお金が回収できない、あるいは借りたお金が返せない人に対し、『権行普恵』を名乗る機(jī)関が條件付きで返済を肩代わりするなどと稱している」とし、2019年下半期以降全國(guó)各地の都市でこのような債務(wù)救済業(yè)務(wù)を行う新業(yè)種が出現(xiàn)していると紹介した。

そして、これらの機(jī)関が「中央企業(yè)をバックグラウンドに持つ」「多くの支店が街に設(shè)置されている」などと稱し、まるで銀行のような裝飾を施した上ででかでかと「××支行」「××分行」などの表示をすることによって市民に「新しいタイプの銀行だ」と思い込ませていると指摘。債務(wù)救済を依頼する市民から10％の手?jǐn)?shù)料と20～50％の保証金を納めさせておきながら、契約に基づき返済を?qū)g行しないことが問題になっていると伝えた。

その上で、各地の金融監(jiān)督管理當(dāng)局がすでにこれらの「ニセ銀行」の動(dòng)向に注視しており、重慶市江北區(qū)の金融當(dāng)局が先日警察當(dāng)局との協(xié)力により「ニセ銀行」の本部を追い出したことを紹介している。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「追い出すだけでなくて捕まえられないのか？」「銀行にもニセモノがあるなんて、本當(dāng)に驚きだ」「要するにこれは民間の高利貸しではないか」「ニセ銀行ができるのだから、そのうち誰かがニセ政府を作りそうだな」といったコメントを殘している。（翻訳?編集/川尻）