2021年2月21日、韓國メディア?ニュース1によると、新型コロナウイルスという未知の感染癥が猛威を振るった2020年、韓國では國民の愛國心が高まりを見せている。

韓國行政研究院が2020年9～10月に満19歳以上の男女8336人を?qū)澫螭藢g施した「2020年社會統(tǒng)合実態(tài)調(diào)査」の結(jié)果、「韓國人であることを誇りに思うか」という質(zhì)問に対する回答は平均3．1點(diǎn)（選択肢は1～4點(diǎn)）であり、前年に比べて0．2點(diǎn)上昇した。

これは調(diào)査が開始された13年以降最高の數(shù)値であり、13年と18年の3．0點(diǎn)を上回った。

その理由について記事は「韓國內(nèi)における新型コロナウイルス感染者數(shù)が歐州や米國などの國々よりもはるかに少なく、ドライブスルー形式の検査をはじめとする“K防疫”體制が、海外から大きく評価されたことによると思われる」としている。

また韓國における民主主義の水準(zhǔn)に対する評価は5．7點(diǎn)（選択肢は0～10點(diǎn)）で前年よりも0.．4點(diǎn)上昇し、政治（4．5點(diǎn)）と経済（4．4點(diǎn)）の狀況についても、それぞれ0．4點(diǎn)と0．3點(diǎn)の上昇を見せ、最高値を記録した。

さらに政府（中央政府?地方政府?地方議會）と國民との疎通に対する評価も前年より向上し、地域（市?道?郡?區(qū)?邑?面?洞）への帰屬意識も高まりを見せているという。これについては「コロナ禍において地方政府の役割が目立ったためと思われる」と記事は分析している。

一方で、幸福度や仕事の価値については評価が下がった。幸福度は6．4點(diǎn)（選択肢は0～10點(diǎn)）で前年よりも0．1點(diǎn)、仕事の価値は6點(diǎn)で0．2點(diǎn)低下した。生活への満足度は前年と変わらず6點(diǎn)であった。

回答者自身の経済狀況についての評価も悪化した。経済安定度の評価は平均4．8點(diǎn)（選択肢0～10點(diǎn)）で前年を0．2點(diǎn)下回り、今後の展望性についても平均5．4點(diǎn)と0．1點(diǎn)低下した。

健康狀態(tài)に対する評価も全體で平均3．6點(diǎn)と前年を0．1點(diǎn)下回ったが、これは60代以上における數(shù)値が悪化したことによるもので、他の年齢層には差がなかったという。

この記事に対し韓國のネットユーザーからは、「今やどこへ行っても先進(jìn)國（の國民）として誇りを持てる」「韓國のレベルは今、過去のどの時(shí)代よりも高い」「保守側(cè)のメディアは韓國が滅びるような言い方をしているが、真逆の結(jié)果だな」「韓國が先進(jìn)國かどうかはともかくとして、苦しい時(shí)期も皆で助け合えば乗り越えられると信じられるこの國を誇りに思う」「大統(tǒng)領(lǐng)の選択がよかった。今後も賢明な選択ができると信じてる」など、愛國心の高まりに賛同するコメントが多く寄せられた。（翻訳?編集/丸山）