不正相次ぐ日本の製造業(yè)は「職人かたぎ」を失ったのか?―中國(guó)メディア

Record China    2021年2月26日(金) 5時(shí)20分

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24日、中國(guó)メディアの澎湃新聞は、不正が相次いでいる日本の製造業(yè)の問(wèn)題を分析する記事を掲載した。

2021年2月24日、中國(guó)メディアの澎湃新聞は、曙ブレーキ工業(yè)や小林化工など日本の製造業(yè)に不正が相次いでいる事について、「世界に名をはせた『職人かたぎ』の日本の製造業(yè)になぜ問(wèn)題が起きているのか?」を分析する記事を掲載した。

記事は初めに、日本のメーカーに相次ぐ不正のニュースについて紹介。日本の自動(dòng)車(chē)部品の大手メーカーである曙ブレーキ工業(yè)が、20年前からブレーキとその部品の品質(zhì)検査データを改ざんするなど、約11萬(wàn)4000件の不正行為が発覚したことや、醫(yī)療用醫(yī)療品メーカーの小林化工が、40年以上前から一部の品質(zhì)試験を?qū)g施せず、製造記録や検査結(jié)果を捏造(ねつぞう)していた結(jié)果、製造する爪水蟲(chóng)などの治療薬に睡眠導(dǎo)入剤成分が混入した事など最近のニュースのほかに、欠陥エアバッグ問(wèn)題で史上最大規(guī)模のリコール(回収?無(wú)償修理)により経営危機(jī)に陥った自動(dòng)車(chē)部品メーカーのタカタや神戸製鋼、三菱自動(dòng)車(chē)、スバルの品質(zhì)管理の不正について觸れ、「日本の製造業(yè)はどこに問(wèn)題があるのか?」「『職人かたぎ』は神通力を失ってしまったのか?」と述べた。

記事は続いて、不正を起こした日本のメーカーに共通する「品質(zhì)管理の問(wèn)題」の理由を3つ指摘した。一つ目は「迷惑をかけたくない思いが招いた共謀」で、「ルース?ベネディクトの『菊と刀』によると、日本人は『恩と義理』を重視するという。日本人は恩を返さなければならないと考えるが、それは一種の負(fù)擔(dān)や重荷にもなる」「この文化が行動(dòng)経済學(xué)の枠の中では、他人の手を煩わせることや他人に迷惑をかけることを望まない逃げの気持ちにつながる」「さらに『恥の文化』も加わって、自分や同僚に問(wèn)題が起きても、訂正するのではなくごまかす方へと考える」「結(jié)果、日本企業(yè)で品質(zhì)管理の問(wèn)題が、共謀により何十年も隠蔽(いんぺい)されることになる」と述べた。二つ目は「不明瞭な雇用構(gòu)造」で、「日本企業(yè)の『終身雇用』と『年功序列』が景気悪化により維持できなくなったことで、現(xiàn)在の日本では人件費(fèi)を抑えるため、どの企業(yè)も正社員の數(shù)を減らし、契約社員やパートなどの非正規(guī)雇用の職員を多數(shù)雇用しているため、愛(ài)社精神と共に職人かたぎも消えた」と指摘した。三つ目は「不條理な內(nèi)部消耗」で、「日本は『失われた30年』の間に國(guó)際競(jìng)爭(zhēng)力が低下し、少子高齢化が顕著になってきているにもかかわらず、新しい価値観を受け入れない國(guó)民や企業(yè)が多く、職人かたぎの本質(zhì)である真摯(しんし)に向き合う方向を誤り、多くの労力を生産性の向上にもつながらない雑多で細(xì)かなことに費(fèi)やしている」ことが品質(zhì)管理の問(wèn)題にもつながっていると述べた。

記事は最後に「いかなる制度も萬(wàn)能ではない。職人かたぎのようなものを妄信しない方がよい」「中國(guó)企業(yè)の品質(zhì)管理部門(mén)の責(zé)任者には、どのような思想であってもそのまま真似(まね)をするのではなく、現(xiàn)狀に最適な形で長(zhǎng)所を取り入れるのがもっとも効果的だ」と述べた。(翻訳?編集/原邦之

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