2021年2月25日、韓國(guó)?中央日?qǐng)?bào)によると、韓國(guó)で26日から接種の始まる新型コロナワクチンを済州（チェジュ）島に輸送中、容器內(nèi)の溫度が適正範(fàn)囲を下回ったため、全て回収する騒動(dòng)が起きた。

韓國(guó)の疾病管理庁などの情報(bào)では、済州道民に接種予定のワクチン3900回分が24日午後に京畿（キョンギ）道利川（イチョン）の物流センターから冷凍車(chē)に積まれ出荷されたが、輸送中に容器內(nèi)の溫度が適正範(fàn)囲を下回ったため、全て回収して新たに輸送し直したという。

このワクチンは當(dāng)初、24日の午後11時(shí)に木浦（モクポ）の旅客船ターミナルに到著した後、25日の午前1時(shí)ごろにカーフェリーを利用して済州へ運(yùn)ばれる予定だった。しかしアストラゼネカ社のワクチンは摂氏2～8度の常溫で輸送されるべきところ、利川市を抜ける頃に、輸送容器內(nèi)の溫度が摂氏1．5度まで下がっていることに気付いたという。

韓國(guó)疾病管理庁は統(tǒng)合管制センターからの報(bào)告により事態(tài)を把握すると、當(dāng)該車(chē)両を物流センターに戻した後、新たなワクチンを載せて再度出発させた。ワクチンは済州島行きのカーフェリー「Queen?Jenuvia號(hào)」が出港する30分前にようやく船積みされた。

疾病管理庁の関係者は、「車(chē)両の走行や溫度調(diào)節(jié)機(jī)能の故障が原因ではなく、輸送容器內(nèi)の溫度がかすかに下がったことが確認(rèn)された」とし、「精密に検査をする必要はあるが、品質(zhì)に問(wèn)題はないとみられる」と述べている。

また、「済州島に運(yùn)ばれる最初のワクチンであり、船が出港するまでの殘り時(shí)間などを考慮して交換を決めた」と説明しているという。

この報(bào)道に対し韓國(guó)のネットユーザーからは、「インフルエンザのワクチンの時(shí)も失敗したのに、またか」「大統(tǒng)領(lǐng)まで視察してワクチンの輸送訓(xùn)練をしてたのに、こんなぶざまなことになるとは」「これほど情けない政府は初めてだ」などと怒りの聲が上がっている。

また「品質(zhì)に問(wèn)題がないということは、今後別の地域への輸送時(shí)にこっそり混ぜる気か？」「摂氏2～8度すら保てないのに、ファイザー社のワクチンの零下70度はどうするんだ？」など、今後の対応に不安を抱く聲も寄せられた。（翻訳?編集/丸山）