中國のドラマ?映畫情報サイトの豆瓣（Douban）の情報をもとに、ここ20年間に公開された映畫で評価點の高い作品を選ぶTOP10ランキングで、香川照之が出演した「鬼が來た！」が1位となった。

このランキングは過去20年間に公開された中國語映畫から、豆瓣で10萬人以上のユーザーが評価點をつけた作品だけを選び、上位10作品を発表したもの。1位に選ばれたのは、日本から香川照之が出演し、名優(yōu)としても知られるチアン?ウェン（姜文）が主演＆監(jiān)督した2000年の映畫「鬼が來た！」（鬼子來了）だった。

豆瓣で9．3點と満點に近い評価を得ている同作は、日本で2002年に公開されたが、中國では長らく上映禁止となっていた。2015年にやっと國営テレビの動畫サービスなどで解禁を迎えている。

2位は9．0點を獲得した2018年公開の「薬の神じゃない！」（我不是薬神）。ヒットメーカーのシュー?ジェン（徐［山爭］）がプロデュース＆主演した作品で、同年の最も泣ける映畫としてヒットを記録した。

3位には「鬼が來た！」と同じくチアン?ウェン監(jiān)督作品で、2010年公開の「さらば復(fù)讐の狼たちよ」（譲子弾飛）が選ばれ、8．8點を獲得している。

4位は2004年公開、ルー?チュアン（陸川）監(jiān)督の「ココシリ」（可可西里）で、東京國際映畫祭はじめ中華圏の主な映畫祭で賞を総なめにした作品。5位には香港のコメディスター、チャウ?シンチー（周星馳）の監(jiān)督＆主演映畫で、2004年公開の「カンフーハッスル」（功夫）が選ばれている。

6位以下には「歳月神偷」「心迷宮」「萬箭穿心」や、ニン?ハオ（寧浩）監(jiān)督や俳優(yōu)ホアン?ボー（黃渤）の名前を世に知らしめた「クレイジー?ストーン～翡翠狂騒曲～」（瘋狂的石頭）、アン?リー（李安）監(jiān)督の作品で、第64回ベネチア國際映畫祭にて金獅子賞に輝いた「ラスト、コーション」（色、戒）が続いている。（提供/華流?anomado）