2021年2月26日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國(guó)が臺(tái)灣産パイナップルの輸入を一時(shí)停止すると発表したことについて、臺(tái)灣の蔡英文（ツァイ?インウエン）総統(tǒng)らが反発していると報(bào)じた。

記事は、中國(guó)の稅関當(dāng)局?海関総署が26日にウェブサイト上で「2020年以降、稅関では臺(tái)灣から輸入されたパイナップルについて複數(shù)の有害生物を検出してきた。21年3月1日より臺(tái)灣からのパイナップル輸入を一時(shí)停止する」との通知を発表したことを伝えた。

その上で「臺(tái)灣內(nèi)では、この正當(dāng)な措置に対して獨(dú)立勢(shì)力が政治的な解釈をし始めた」とし、臺(tái)灣総統(tǒng)府の張惇涵（ジャン?ドゥンハン）報(bào)道官が26日に「昨年臺(tái)灣から中國(guó)本土へ販売されたパイナップルの合格率は99．75％だった。今回の一時(shí)輸入停止は決して善意ある行為ではなく、臺(tái)灣人民の支持は得られない」と発言したことを紹介した。

また、民進(jìn)黨の広報(bào)擔(dān)當(dāng)者も「臺(tái)灣のパイナップル生産量は年間約42萬(wàn)トンで、中國(guó)本土にはおよそ4萬(wàn)2000トン輸出されている。今はパイナップルの収穫期であり、本土側(cè)が輸入禁止の奇襲を仕掛けたことに、軍事的な威嚇だけでなく経済的な手段で臺(tái)灣に圧力を掛けようとしているとの疑念を抱かざるを得ない」との批判を展開(kāi)したとしている。

さらに、蔡総統(tǒng)も自身のFacebookアカウント上で「突然の通知により一方的に臺(tái)灣のパイナップル輸入を停止するというのは、貿(mào)易上の正當(dāng)な考え方ではないことが明らかだ。予告なしにこのような決定を下すことは、正常な貿(mào)易にとって何の助けにもならない」とコメントするとともに、市民に対して「みんなでパイナップルを食べて、農(nóng)民を助けよう」と呼びかけたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）