中國メディアの大洋視點は1日、新型コロナウイルスのワクチン接種に関連し、「ハンガリーは中國製ワクチンを熱狂的に稱賛、西側(cè)のワクチンを接種した韓國は混亂」と報じた。

記事はまず、ハンガリーについて、同國のオルバン?ビクトル首相が2月28日、SNSへの投稿で、中國醫(yī)薬集団（シノファーム）が開発したワクチンを接種済みであることを明らかにすると、その投稿に中國製ワクチンを稱賛するレスが相次いだと報じた。

記事によると、ハンガリーは1月29日、歐州連合（EU）加盟國として初めてシノファーム製の新型コロナウイルスワクチンを承認。2月24日から接種を開始し、同26日にはアーデル?ヤーノシュ大統(tǒng)領(lǐng)も接種している。

記事は一方で、「ハンガリーとはまったく対照的に、最近西側(cè)製ワクチンの接種を開始した韓國は混亂に陥り始めている」と指摘。韓國では2月26日から英アストラゼネカ製と米ファイザー製のワクチン接種が開始され、26、27日の両日で接種を受けた人は計2萬人を超えた。接種後に発熱、頭痛、吐き気など計112件の異常反応が報告され、內(nèi)訳はアストラゼネカ製が111件、ファイザー製が1件で、「これを受け、韓國の人々の間では西側(cè)のワクチンに対する不信感が再び高まっている」などと伝えている。（翻訳?編集/柳川）