中國産ウナギが臺灣から日本市場奪う―シンガポール紙

Record China    2021年3月3日(水) 8時20分

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中國紙?環(huán)球時報は2日、「中國産ウナギが臺灣から日本市場を奪う」との記事をシンガポール紙?聯(lián)合早報が掲載したことを伝えた。資料寫真。

中國紙?環(huán)球時報は2日、「中國産ウナギが臺灣から日本市場を奪う」との記事をシンガポール紙?聯(lián)合早報が掲載したことを伝えた。以下はその概要。

臺灣のウナギ産業(yè)はすでに半世紀を超える歴史を持ち、1990年代の輸出量は6萬トン以上に上った。しかし、中國の業(yè)者が「低価格、大量」で日本市場に挑むにつれ、臺灣のウナギ産業(yè)はかつてのような盛況ぶりではなくなった。加工工場、包裝工場とも一桁しか殘っておらず、養(yǎng)殖業(yè)者も全盛期の10%に屆かない。そこに新型コロナの流行が追い打ちをかけた。

臺灣區(qū)鰻魚発展基金會の責(zé)任者、汪介甫(ワン?ジエフー)氏によると、1990年代に臺灣ウナギ産業(yè)の生産額は年間で5億6000萬ドル(約598億円)に達した。日本市場では2匹に1匹が臺灣産という狀況だったが、現(xiàn)在では中國産が55%を占めている。汪氏は「昨年は新型コロナの影響で日本人の食習(xí)慣に変化が生じた。店での食事がデリバリーの利用やスーパーマーケットでの購入に変わった」と指摘。中國の加工ウナギは人気があり、飲食店向けに出荷していた臺灣の活ウナギ業(yè)者は深刻な打撃を受けているという。(翻訳?編集/野谷

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