anomado 2021年3月4日(木) 20時50分
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今年の春節(jié)期間中、中國では映畫の興行収入が記録的な好成績をおさめて世界からも注目を集め、今後は外國映畫の中國への売り込みがより活発になると予想される。寫真は中國の映畫館。
このところ中國の映畫界が好調(diào)だ。昨年の前半は新型コロナの影響による打撃を受けたが、後半からは活気を取り戻してきた。さらに今年の2月に入ると、春節(jié)の休み期間に登場した映畫が異例のヒットを連発。興行収入では、「僕はチャイナタウンの名探偵3」が40億元(約661億円)、「你好、李煥英」(原題)が50億元(約827億円)に達し、中國全體でも2月の興行収入として歴代最高の122億5300萬元(約2026億円)を記録した。
そんな中國に世界の映畫會社も注目しており、巨大な規(guī)模をもつ中國市場に対して、かつてない関心を寄せている。
しかし、中國では昨年の興行収入トップ10のうち國産映畫は9本にも上り、中國人の好みの傾向は、外國映畫から國産映畫へと変わってきている。さらに、外國映畫が中國で上映されるためには、中國獨自の審査基準をクリアする必要がある。そのため、審査をクリアできず労力が無駄になったり、審査に時間がかかりすぎて世界同時上映に間に合わなくなったりするなどのリスクを負わなければならない。
しかし、審査さえクリアできれば、一攫千金を狙えるほどの市場規(guī)模を持つ中國。今後も、外國の制作會社は中國の配給會社に対して、外國映畫をより高い値段で買ってもらうため、より積極的に売り込みをかけるのではないかと見込まれている。(提供/華流?anomado)
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