中國のポータルサイト大手?百度（バイドゥ）に「韓國が大々的にひけらかす國産戦闘機、基幹技術(shù)は米國の手の中、飛ぼうと思っても難しい」と題する評論記事が掲載された。著者は中國の軍事作家「科羅廖夫」氏。

同氏はまず、「韓國は次世代戦闘機の開発において、異常なほどの粘り強さを見せており、多くの挫折を経験してはいるものの一歩一歩前進している」と指摘。そして、「苦労を重ねてきた韓國の次世代戦闘機開発プロジェクトがついに新たなマイルストーンを迎えた」とする一方、「それとは対照的に、日本のステルス機開発の野望は『心神』検証機の退場とともに崩壊した」と論じた。

そして、韓國航空宇宙産業(yè)（KAI）がこのほど、國産ステルス戦闘機KF-Xの試作機を公開したことについて、中國メディアの報道を基に「これまで機體の重要な部分を明らかにしてこなかったのとは異なり、異例なことにメディアにその細部までを公開した」と説明。海外の軍事サイトでは「韓國の次世代戦闘機の試作機の進展は當初の計畫よりも數(shù)週間早まった」と稱賛されていると伝えた。

また、「韓國は4月にKF-Xの試作機を公開展示し、一連のテストを経て初飛行を行う予定。すべてのテスト作業(yè)は2016年までに完了する見通しだ。順調(diào)にいけば、2032年までに韓國空軍はKF-Xを80機保有すると予想される」と説明した。

さらに、「韓國空軍の現(xiàn)在の主力機は、米國で生産されているKF-16戦闘機180機のほか、米國から直接購入したF-15K戦闘機62機がある。これらの戦闘機は先進的であるが、いずれも前世紀末の製品であり、すでに就役から20年以上が経過しており、將來的な空中戦における環(huán)境に適応することはできない」と論じた。

その上で、「韓國空軍はKF-16やF-15Kに代わるものとしてF-35戦闘機を準備しているものの、価格が高い上に故障が絶えないため、すべてを入れ替えるには不安がある。こうした問題に備えるために韓國は早くからKF-Xの開発に乗り出していた。01年に計畫が打ち出されたものの、技術(shù)や資金の不足から一度はとん挫。それでもあきらめずに開発を続け、一度は開発に加わったインドネシアが資金問題で撤退するトラブルがありながらも、その後は韓國軍とKAIがプロジェクトを推進した」と伝えた。

一方で、「成功に近づいているように見えるこのプロジェクトだが、將來本當に飛び立つことができるかどうかは米國人の態(tài)度にかかっている」と指摘?！弗ē螗弗螭蚝郖F-Xの多くの基幹（コア）技術(shù)は、米國のサポートなしでは実現(xiàn)不可能だ。15年には、米國が韓國へのエンジン技術(shù)やその他の基幹技術(shù)の提供を拒否したため、韓國は本格的な始動時期を16年に延期せざるを得ず。米國側(cè)が提示した條件を満たした後、ようやくプロジェクト始動にこぎつけた」とした。

また、「米國は弾倉を飛行狀態(tài)で開閉するための重要技術(shù)を共有したくないため、韓國は弾倉の內(nèi)蔵をあきらめ、半內(nèi)蔵方式を採用することを余儀なくされた。試作機は完成したが、肝心な技術(shù)はすべて米國人の手に握られているということだ」と指摘?！窴F-Xが飛べるかどうかを最終的に決めるのは、韓國ではなく米國だ」と論じた。（翻訳?編集/北田）