中國(guó)文化と言えば、カンフーやパンダ、中華料理などを思い浮かべる人が多いが、近年ではこのような印象に変化が生じている。ゲーム、ショートビデオアプリ、小説、ドラマなどの新しい文化コンテンツが海外進(jìn)出し、世界での認(rèn)知度と人気が高まっている。環(huán)球時(shí)報(bào)が報(bào)じた。

■スマホゲーム、「現(xiàn)地化」で成功

米國(guó)のGoogle Playストアでは、「王者栄耀（オナー?オブ?キングス）」と「原神」はいずれも1000萬(wàn)ダウンロードを突破した。テクノロジーメディア?TechCrunchの報(bào)告によると、2020年第4四半期において、21の中國(guó)モバイルゲームが米國(guó)ベストセラーのトップ100にランクインした。総売り上げは7億8000萬(wàn)ドルに達(dá)し、2年前の3倍以上となった。

ゲーム開(kāi)発の専門家は取材に対し、中國(guó)のスマホゲームが速いスピードで歐米市場(chǎng)でシェア拡大を?qū)g現(xiàn)できたのは、海外進(jìn)出において現(xiàn)地化への対応を行っていたからだと話した。「王者栄耀」を例にすると、ゲームキャラクターのほとんどは中國(guó)の古典や神話に基づいて作られているが、國(guó)際版を制作する際、西洋文化でおなじみのキャラクターやシーンを加えることで、現(xiàn)地化向けの調(diào)整をした。

■動(dòng)畫配信サービス、現(xiàn)地化コンテンツを重視

現(xiàn)在、NetflixやViki、愛(ài)奇藝などの動(dòng)畫配信サービスで、歴史?時(shí)代劇、刑事、學(xué)園など、さまざまなジャンルの中國(guó)ドラマが視聴できる。

また歐米市場(chǎng)に比べ、中國(guó)の動(dòng)畫プラットフォームは東南アジアでの影響力が強(qiáng)い。騰訊視頻（テンセントビデオ）が2020年から2年連続で放送しているアイドルオーディション番組「創(chuàng)造営」は、タイでブームを巻き起こし、現(xiàn)地のSNSトレンドワードランキングにも多數(shù)ランクインした。テンセントビデオ（タイ）の紹介によると、今年の「創(chuàng)造営」の放送開(kāi)始とともに、テンセントビデオの新規(guī)登録ユーザーは40萬(wàn)も増えた。

現(xiàn)地でのコンテンツ制作に力を入れるのも中國(guó)の動(dòng)畫配信サービスが人気の原因の一つだ。愛(ài)奇蕓（iQIYI）は東南アジアで海外バージョンをリリースした後、マレーシアのインターネット企業(yè)やドラマ制作會(huì)社と協(xié)力して多くのマレー語(yǔ)のドラマを公開(kāi)した。

■海外進(jìn)出にはまだ多くの課題

中國(guó)の新しい文化コンテンツが海外で人気となっている理由について、中國(guó)蕓術(shù)研究院の孫佳山副研究員は取材に対し、「影響力のある文化コンテンツはメディアの交代と深く関わっている」との考えを示した。80～90年代に流行した香港映畫がカラーテレビ、ビデオテープレコーダーなどの普及と関係があるように、2010年以降の中國(guó)のモバイルインターネットの急速な発展の影響で、文化コンテンツの制作と公開(kāi)において多くの潛在的メリットがあると孫氏は見(jiàn)ている。

「だが新しいメディアをうまく取り入れるだけでは足りない。海外進(jìn)出では、良質(zhì)なコンテンツを提供することも重要だ。一つの産業(yè)として、中國(guó)文化の國(guó)際競(jìng)爭(zhēng)力はまだ弱い。中國(guó)のストーリーをいかにうまく伝えるかが、これから文化の影響力を広げる時(shí)に目指す方向だ」と孫氏は指摘した。（提供/環(huán)球網(wǎng)?編集/孫ソウ）