AS韓國代表の日本人コーチ、新プログラムに「麒麟がくる」挿入曲を使用し問題に=韓國ネット「意図的だ」

Record China    2021年3月6日(土) 13時0分

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4日、韓國?KBSによると、アーティスティックスイミング韓國代表が演技に「麒麟がくる」の挿入曲を使用し、物議を醸している。資料寫真。

2021年3月4日、韓國?KBSによると、アーティスティックスイミング(AS)韓國代表が演技に「麒麟がくる」の挿入曲を使用し、物議を醸している。

記事によると、韓國代表の日本人コーチは先月、新プログラムに使う曲の1つとして、NHKで昨年放送されたドラマ「麒麟がくる」の挿入曲を選定した。

記事は同ドラマについて「1500年代の日本の戦國時代を背景に明智光秀の生涯を描いたもの」とし、「織田信長の重臣だった明智光秀は、天下統(tǒng)一を目前にした信長を裏切った『本能寺の変』の主人公として有名だ」と説明している。

また、アーティスティックスイミングについて「音楽はただのBGMではなく、音楽に合わせた振り付けでその世界観を表現(xiàn)する」とした上で、「つまり韓國代表選手が日本の歴史的人物をテーマに演技を行うということ。特に、『文祿?慶長の役』直前の日本の戦國時代の武將だという點で問題がある」と指摘している。選手からも問題視する聲が上がっていたが、日本人コーチは受け入れなかったという。

これを受け、韓國の水泳連盟は真相調(diào)査を開始。調(diào)査に対し日本人コーチは「8月にあるジュニア世界選手権のソロフリールーティン種目の曲として約1カ月練習した。今からでも変更が可能だ」と説明したという。

ただ、水泳連盟は「ドラマには『文祿?慶長の役』を起こした豊臣秀吉も登場するため、音楽の選定自體に問題がある」との立場で、當該曲を使用しない方針を示している。來週には選手村を訪問し、選手やコーチなど関係者から話を聞くことにしている。さらに、同日本人コーチをめぐっては選手に対するパワハラの疑いも浮上していることから、連盟は人権専門家も同行させ調(diào)査を進めるという。

これについて日本人コーチは「日本の文化に合わせて行動したが、韓國の文化では暴言に當たると知り、それ以降はしていない」と話しているという。

これを見た韓國のネットユーザーからは「秀吉が登場するドラマの曲を使うのはひど過ぎる」と批判する聲や、「明智光秀は三日天下で有名な武將だ。なんか意図がありそう」「特に何も意識せずその曲を選ぶことはあり得るけど、選手の抗議を無視したのならそれは意図的」と真意を疑う聲が寄せられている。

また「日本はアーティスティックスイミング強國だから日本人コーチを採用したのだろうけど、韓國よりレベルの高い國は他にもある。わざわざ日本人コーチを使う必要はない」と指摘する聲も。

一方で「秀吉を褒めたたえるドラマでなければいいんじゃない?」との聲も見られた。(翻訳?編集/堂本

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