いま中國(guó)でもっとも人気のある女優(yōu)ヤン?ズー（楊紫）が、ネット上で受けた中傷に対する裁判で勝利を収めた。

事のきっかけは、2019年1月18日から2020年4月17日までの間、中國(guó)版ツイッター?ウェイボー（微博）でライ（雷）と名乗る女性が、ヤン?ズーに対して誹謗中傷の投稿を70回以上繰り返したこと。その投稿には「シリコン詰めのブス?ズー、死ね！」などの過(guò)激な內(nèi)容が含まれ、明るくおおらかな性格のヤン?ズーでも到底容認(rèn)できなかった模様?？叭檀尉wが切れたヤン?ズーは、名譽(yù)をいちじるしく傷つけられたとして、6萬(wàn)5000元（約108萬(wàn)円）の損害賠償を求めて裁判を起こした。

ヤン?ズー側(cè)の訴えに対して、被告のライは「投稿はヤン?ズーのファンに対するもので、彼女を故意に傷つけるつもりはなかった」と述べ、法に反しているという認(rèn)識(shí)が薄かったことや、妊娠中で気が動(dòng)転していたことなどを主張した。

3月3日、サイバー犯罪を?qū)熼Tとする北京の裁判所がヤン?ズー側(cè)の訴えを認(rèn)め、ライに2萬(wàn)元（約33萬(wàn)円）の損害賠償金を支払い、謝罪コメントを7日間毎日ウェイボーに投稿し、ヤン?ズーに公式に謝罪するよう命じた。

これに対してネットでは、「インターネットは無(wú)法地帯ではない。利用者は自分の言論に対して責(zé)任を持つべき」、「ネットの暴力に斷固として反対する」、「匿名だからこうなる。これを機(jī)に実名制を望む」など、ヤン?ズーを支持する聲や、SNSの実名制を求める聲が多く寄せられた。

日本では昨年5月、SNSでの誹謗中傷により女子プロレスラーの木村花さんが自殺。橫行するネットの暴力に対抗するためには、SNSの実名制導(dǎo)入や、誹謗中傷を行った人物の情報(bào)を開(kāi)示するなど、システムの整備が早急な課題と言えるだろう。（提供/華流?anomado）