米國の中國語ニュースサイトの多維新聞は7日、米國で中國によるレアアース（希土類）の輸出封鎖が懸念される中、ジェームズ?スタブリディス退役海軍大將が新しい考えを提案したと報じている。

記事によると、米中貿(mào)易戦爭の勃発以來、米國は中國によるレアアースの供給停止を懸念している。そうした中、スタブリディス氏は5日、ブルームバーグに掲載された文章で、この問題を解決するための新しい考えを提案した。

スタブリディス氏によると、アフガニスタンには約140萬トンのレアアースが眠ると試算されていて、鉱山施設(shè)の訪問を希望したが、セキュリティーチームからの答えは「今は危険すぎる」であり、実現(xiàn)していないという。

スタブリディス氏は、「安全保障上の問題が外資による大規(guī)模な投資を妨げ、現(xiàn)地の鉱床を十分に活用することを不可能にしており、われわれは北京に戻って調(diào)達(dá)することを余儀なくされている」とした。

さらに、米國の「レアアース獨立への道」として、代替材料を見つけるための研究開発の後援や、新たな調(diào)達(dá)ルートの開発などを挙げ、「アフガニスタン情勢の安定を確保することが（レアアース問題の）解決策の一部かもしれないが、短期的には望めないだろう」としているという。（翻訳?編集/柳川）