今月14日から中國で劇場公開を予定していた中韓合作の映畫「我愛喵星人」が、チケットの前売りを中止した。事実上の解除とも報じられていた「限韓令」の行方が注目されている。

「限韓令」は2017年、在韓米軍による高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備に対し、中國から韓國への制裁措置として始まったもの。それまで中國の巨大市場を目當(dāng)てに、多くの韓國人タレントが進(jìn)出していたが、一気に姿を消すこととなり、當(dāng)時続々と制作された中韓合作のコンテンツも公開される機(jī)會のないまま現(xiàn)在に至っている。

當(dāng)時制作された中韓合作の一つで、もともと17年に公開予定だった映畫「我愛喵星人」がこのほど、ホワイトデーの今月14日から上映することを発表。同時に新たなビジュアルポスターも公開していた。しかしここ數(shù)日、興行チケットを販売するサイトからはいずれも「我愛喵星人」が姿を消しており、予定通り公開されるのか、延期あるいは中止されるのかも分からない狀況となっている。

中國の國営テレビ?中央電視臺（CCTV）を傘下に置く中央広播電視総臺と、韓國放送公社（KBS）が先月末、運(yùn)営や技術(shù)面で全面的に協(xié)力していくことを明らかにした。その直後に、「我愛喵星人」の4年越しの中國公開が発表されたことで、「限韓令」の全面解除を前に“在庫一掃”を始めるのではないかと見られていたが、再び雲(yún)行きが怪しくなっている。

「我愛喵星人」は韓國の人気男性グループEXOのセフン、ドラマ「となりのツンデレ王子」などで知られる中國の女優(yōu)ウー?チェン（呉倩）が共演している。

なお、「限韓令」で公開のめどが立たなくなり現(xiàn)在に至る中韓合作の映畫やドラマは、主だったものだけで15作品ほどを數(shù)える。（Mathilda）