2021年3月9日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は「韓國人の心の苦しみ、バイデン氏に容赦なくゆすられる」と題する記事を掲載。韓國がバイデン大統(tǒng)領(lǐng)に交代した米國からもトランプ政権と変わらずに「ゆすり」を受け苦悩しているとする記事を掲載した。

記事は、「米國と韓國は在韓米軍費(fèi)用分擔(dān)交渉で合意に至ったが、韓國人はどうやら米國から竹槍をドンと突き出されたようだ」とし、韓國側(cè)の交渉トップであるチョン?ウンボ氏が帰國後に「われわれは最大の努力をした。米韓間で合理的かつ公平な、雙方が受け入れられる合意に至ったということを言いたい」と語った一方、「私は本當(dāng)に米國で全力を盡くした」という発言には國民に対する弁解と同時(shí)に、本人のやるせなさや苦悩がにじみ出ていると評(píng)した。

その上で、「2019年まで8億3000萬米ドル（約910億円）だった在韓米軍の韓國側(cè)費(fèi)用負(fù)擔(dān)について、一時(shí)は向こう6年間の費(fèi)用負(fù)擔(dān)を13％増加する案で米韓両國が合意していた。しかしそこにトランプ前大統(tǒng)領(lǐng)がかみつき、年間50億ドル（約5500億円）の拠出を求めてきた」と説明?！附窕丐魏弦忸~は発表されていないが、さすがに50億ドルにはならないだろう。しかし、13％増よりはるかに上積みされることも間違いなさそうだ。韓國人にとっては想定外の金額だったからこそ、チョン氏が冒頭に『われわれは全力を盡くした』と発言したのである」とし、「大きな成果を得たバイデン大統(tǒng)領(lǐng)は、この件についてトランプ氏に感謝すべきだ。一方の韓國にとっては実に頭が痛い。國民にどうやって説明するのだろうか」と伝えた。

また、「米國にとって韓國との交渉は小手調(diào)べに過ぎない。間もなくやってくる日本との交渉が本番と言える」とも指摘?！袱长欷蓼侨毡兢夏觊g18億ドル（約2000億円）の米軍駐留費(fèi)用を負(fù)擔(dān)してきたが、トランプ氏は80億ドル（約8700億円）を要求した。いきなり4倍強(qiáng)の値段を吹っ掛けるなど、高利貸しも真っ青である」と論じた。

記事は、「それはさておき、韓國である」とし、「トランプ氏は直接的なゆすりを仕掛けてきたのに対し、バイデン氏はやんわりと刀を一刺ししてきた。韓國の経済狀況を見れば、かすり傷程度では到底済まないだろう。そしてまた、新たな暴風(fēng)雨が韓國國內(nèi)で吹き荒れるかもしれない。何せ、韓國ではハッピーエンドを迎えた大統(tǒng)領(lǐng)など一人もいないのだから」と伝えている。（翻訳?編集/川尻）